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躙
ふりがな文庫
“躙”の読み方と例文
読み方
割合
にじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にじ
(逆引き)
そこでクリシマ博士は、再び
顕微鏡
(
めがね
)
の方に向いた。そしてプレパラートをすこし横へ
躙
(
にじ
)
らせると、また
接眼
(
せつがん
)
レンズに一眼を当てた。
蠅
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
自宅
(
うち
)
へも寄らずにその足で海老床へ駈けつけた勘次は、案の定暢気そうな藤吉を見出してそのまま
躙
(
にじ
)
り寄ると何事か耳許へ囁いた。
釘抜藤吉捕物覚書:01 のの字の刀痕
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そう法水に宣告されてしまうと、つい今しがた
此奴
(
こやつ
)
とばかりに肩口を踏み
躙
(
にじ
)
った熊城でさえ、そろそろ自分の軽挙が悔まれてきた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
躙(にじ)の例文をもっと
(73作品)
見る
躙
漢検1級
部首:⾜
23画
“躙”を含む語句
蹂躙
踏躙
人権蹂躙
揉躙
攪乱蹂躙
貞操蹂躙
足躙
蹂躙下
蹂躙隊
“躙”のふりがなが多い著者
橘外男
林不忘
近松秋江
小栗虫太郎
甲賀三郎
菊池寛
直木三十五
正岡容
岡本かの子
佐々木邦