“〇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゼロ42.9%
まる28.6%
ぜろ14.3%
レコ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
照準手と、測合手そくごうしゅとは、対眼鏡アイピースから、始めて眼を離した。網膜もうまくの底には、赤くゼロと書かれた目盛が、いつまでも消えなかった。少尉はスタスタと、社殿しゃでんわきへ入って行った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私は通りかかって、はまぐりを売っているのをみつけた。大きな、粒の揃ったみごとな蛤で、バターいためにしたらさぞ美味うまかろうと思い、近よっていって、それをまる五だけ売ってもらいたいと云った。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
八、ぜろに通ず不可思議なる霊感。どうやら詐欺に引っかかったようだ、とおそまきながら気が附いたのは、およそ四千法ほどすってしまってからのこと。
もしも万一レコが千万円も懐に這入って来た事が夢ではなくて本当にあったなら早速その仕事に取り掛る段取りになるのだが、どうもこの福の神ゴ入来は少々当てにゃならんらしいから