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社殿
ふりがな文庫
“社殿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃでん
68.8%
やしろ
31.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃでん
(逆引き)
石のとりいをくぐって、しばらくいきますと、
社殿
(
しゃでん
)
の前に、石のコマイヌが石の台の上に、ぶきみな
猛獣
(
もうじゅう
)
のようにうずくまっていました。
夜光人間
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
徳兵衛は、鎮守様に
供
(
そな
)
えてある、御馳走を腹いっぱいに食べ、酒に酔っぱらって、
社殿
(
しゃでん
)
の
床
(
ゆか
)
の下に眠っていましたが、ふと眼を覚ましました。
ひでり狐
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
社殿(しゃでん)の例文をもっと
(11作品)
見る
やしろ
(逆引き)
以前
(
まえかた
)
訪ねて来た時と、何んの変わったこともない。窩人達の
住居
(
すまい
)
には人気なく、宗介天狗の
社殿
(
やしろ
)
には裸体の木像が立っていた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
稻荷樣を
騙
(
だま
)
すやうで氣がさすので、
社殿
(
やしろ
)
を全部寄進する代り、古い
祠
(
ほこら
)
を何も彼も申受け、此根岸の寮に移して、拜殿に掛けた父の最後の傑作——
玲瓏
(
れいろう
)
たる名鈴の音に
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
社殿(やしろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“社殿”の意味
《名詞》
社殿(しゃでん)
神社における殿舎、建造物。本殿、拝殿、神楽殿など。
(出典:Wiktionary)
“社殿(神社建築)”の解説
神社建築(じんじゃけんちく)は、神社の建築。社殿建築(しゃでんけんちく)ともいう。
(出典:Wikipedia)
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
“社殿”の関連語
拝殿
本殿
幣殿
“社”で始まる語句
社
社稷
社会
社家
社會
社界
社員
社日
社頭
社中
“社殿”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
水野葉舟
江戸川乱歩
伊藤左千夫
国枝史郎
海野十三
永井荷風
野村胡堂
豊島与志雄
小川未明