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やしろ
ふりがな文庫
“やしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヤシロ
語句
割合
社
85.7%
祠
5.4%
屋代
2.5%
社殿
1.8%
神社
1.1%
八代
0.7%
社廟
0.4%
杜
0.4%
宮社
0.4%
小祠
0.4%
山城
0.4%
廟
0.4%
矢代
0.4%
祠堂
0.4%
▼ 他 11 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
社
(逆引き)
後で聞くと、昌さんは例の正代の母親にあたる白痴が来ると、ひる間でも近くの
社
(
やしろ
)
の
絵馬
(
えま
)
なんかのある建物の中に二人で寝るという。
石ころ路
(新字新仮名)
/
田畑修一郎
(著)
やしろ(社)の例文をもっと
(50作品+)
見る
祠
(逆引き)
夜の十一時頃に、わたし達は町と村との境にある弁天の
祠
(
やしろ
)
のそばを通った。当夜の非番で、村の或る家の俳句会に出席した帰り路である。
鴛鴦鏡
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
やしろ(祠)の例文をもっと
(15作品)
見る
屋代
(逆引き)
屋代
(
やしろ
)
で汽車を下りて車に乘つた。折柄の名月で、爽かな音を立てゝ流れる千曲川は銀色に光つてゐた。長い橋を渡る時欄干に腰かけてゐる二人の女を見た。
山を想ふ
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
やしろ(屋代)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
社殿
(逆引き)
稻荷樣を
騙
(
だま
)
すやうで氣がさすので、
社殿
(
やしろ
)
を全部寄進する代り、古い
祠
(
ほこら
)
を何も彼も申受け、此根岸の寮に移して、拜殿に掛けた父の最後の傑作——
玲瓏
(
れいろう
)
たる名鈴の音に
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やしろ(社殿)の例文をもっと
(5作品)
見る
神社
(逆引き)
肉体
(
にくたい
)
は
通例
(
つうれい
)
附近
(
ふきん
)
の
森蔭
(
もりかげ
)
や
神社
(
やしろ
)
の
床下
(
ゆかした
)
などに
隠
(
かく
)
し
置
(
お
)
き、ただ
引
(
ひ
)
き
抽
(
ぬ
)
いた
魂
(
たましい
)
のみを
遠方
(
えんぽう
)
に
連
(
つ
)
れ
出
(
だ
)
すものでござる。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
やしろ(神社)の例文をもっと
(3作品)
見る
八代
(逆引き)
前海相
八代
(
やしろ
)
氏の実兄尾藩
磅礴
(
はうはく
)
隊士松山
義根
(
よしね
)
を経て、尾張小牧郵便局倉知伊右衛門さんの有に帰し、倉知氏はわたくしを介してこれを津下氏に贈与した。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
やしろ(八代)の例文をもっと
(2作品)
見る
社廟
(逆引き)
泰山
(
たいざん
)
はこの日、人間の雲だった。わけて
東岳廟
(
とうがくびょう
)
を中心とするたてものの附近は
社廟
(
やしろ
)
の屋根から木の上までがまるで鈴なりの人である。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四
山
(
ざん
)
六
岳
(
がく
)
のお
社廟
(
やしろ
)
を彼方に、泰山街道はもうえんえんと
蟻
(
あり
)
のような参拝者の流れだった。多くは相撲の噂でもちきりである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やしろ(社廟)の例文をもっと
(1作品)
見る
杜
(逆引き)
忠太郎 先刻の様子が変なので、もしやと思って気にもかかるし、夜に入っては旅も面倒と、そこにある森の中の、
杜
(
やしろ
)
を今夜は
塒
(
ねぐら
)
ときめ、夜が明けるのを待つ気でいると、こいつ等が来て相談よ。
瞼の母
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
江戸の、とある町にある
杜
(
やしろ
)
に近き夏の夜。
瞼の母
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
やしろ(杜)の例文をもっと
(1作品)
見る
宮社
(逆引き)
鍛冶小路の辻まで来ると庄三郎は足を止めたが、「いっそ神明の
宮社
(
やしろ
)
がよかろう」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
やしろ(宮社)の例文をもっと
(1作品)
見る
小祠
(逆引き)
其処で村の人達は
相会
(
あいかい
)
して、これには何か不思議な仔細があるのであろうと
議結
(
ぎけつ
)
をして
小祠
(
やしろ
)
を大きな合歓の木の下に
建立
(
こんりつ
)
して、どうかこの村に何事の
祟
(
たたり
)
もないように
稚子ヶ淵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
やしろ(小祠)の例文をもっと
(1作品)
見る
山城
(逆引き)
山城
(
やしろ
)
たび登て
南嶋を思いて:――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ――
(新字新仮名)
/
新村出
(著)
やしろ(山城)の例文をもっと
(1作品)
見る
廟
(逆引き)
罪の軽くすむように、母上と共に、郊外の
御岳
(
みたけ
)
の
廟
(
やしろ
)
へ、祈願をこめに行って、夜明けぬうちに戻るからと頼めば、彼らもきっと、見ぬふりをしてくれるにちがいありません
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やしろ(廟)の例文をもっと
(1作品)
見る
矢代
(逆引き)
厩方のさむらい
矢代
(
やしろ
)
勝介、
伴
(
ばん
)
太郎左衛門兄弟、村田吉五などはそこを去って、信長の姿の見えた御殿の階下に立ち、ここを最後の奉公場所としてみな討死の枕をならべた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やしろ(矢代)の例文をもっと
(1作品)
見る
祠堂
(逆引き)
『
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
は
貞女
(
ていじょ
)
の
亀鑑
(
かがみ
)
である』などと、
申
(
もう
)
しまして、
私
(
わたくし
)
の
死後
(
しご
)
に
祠堂
(
やしろ
)
を
立
(
た
)
て
神
(
かみ
)
に
祀
(
まつ
)
ってくれました。それが
現今
(
いま
)
も
残
(
のこ
)
っている、あの
小桜神社
(
こざくらじんじゃ
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
やしろ(祠堂)の例文をもっと
(1作品)
見る
“やしろ”の意味
《名詞》
神を降下させ祭祀する斎場。
社殿。神社。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ほこら
モリ
おみや
もり
みや
やつしろ
しょうし
さんじょう
やましろ
やまじろ