“建立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんりゅう78.6%
こんりふ15.5%
けんりつ1.9%
こんりつ1.9%
こんりう1.0%
コンリフ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その普請中(ふしんちゅう)、不念入(ふねんいり)というかどで、最初の奉行、棟梁(とうりょう)、小普請(こぶしん)方など、幾人もの者が、遠島に罪せられたほどやかましい建立(こんりゅう)であった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大丈夫の一世に立つや、必らず一の抱く所なくんばあらず、然れども抱く所のもの、必らずしも見るべきの功蹟を建立(こんりふ)するにはあらず。
人生に相渉るとは何の謂ぞ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
既(すで)に塔(たふ)の建立(けんりつ)も終(をは)つたので、最早(もはや)歸途(きと)に向(むか)ふ一方(いつぽう)である。往復(わうふく)五日(いつか)の豫定(よてい)が、其(その)二日目(ふつかめ)には首尾(しゆび)よく歸終(きろ)に就(つ)くやうになつたのは、非常(ひじやう)な幸運(こううん)である。
其処で村の人達は相会(あいかい)して、これには何か不思議な仔細があるのであろうと議結(ぎけつ)をして小祠(やしろ)を大きな合歓の木の下に建立(こんりつ)して、どうかこの村に何事の祟(たたり)もないように
稚子ヶ淵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこに僕と云ふものゝ存在の価値(かち)を認めるんだ。君はたゞ考へてゐる。考へてる丈だから、頭(あたま)の中(なか)の世界と、頭(あたま)の外(そと)の世界を別々(べつ/\)に建立(こんりう)して生きてゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
一乗山(イチジヨウザン)根来寺(ネゴロジ)ハ、開山上人(カイザンシヤウニン)、伝法院ノ建立(コンリフ)以来、専ラ近隣ト闘争シ、弓矢ヲ取ルヲ寺法トナス、六百年来、富ヲ恣(ホシイママ)ニシ、強敵ニ向フナク、小敵ヲ蔑(サゲス)ミ、趣(オモム)キ井蛙(セイア)ノ誇(ホコリ)ニ似タリ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)