“幸運”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こううん55.6%
かううん11.1%
しあはせ11.1%
しあわせ11.1%
うま5.6%
さいわい5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わしは、むすめをわらわせたものに、むすめをやると約束やくそくしてあるのだ。おまえは、幸運こううんのおれいかみさまにもうすがよい。
ロレ さ、はやきゃれ。さらばぢゃ。貴下こなた幸運かううんたゞこのひとつにかゝる、夜番よばんかれぬうちに出立しゅったつするか、さなくば夜明よあくるころ姿すがたやつしてこのまちとほざかるか、ふたつにひとつぢゃ。
花聟はそれを聴いて、美しい女中頭が、どつさり「幸運しあはせ」を背負しよつて、自分の大きな鼻のあなから身体からだのなかへ潜り込むやうに思つた。
シリングをおやんなさい、あなたの祝福を添えて、それでないとわたしたちの幸運しあわせだって逃げていくかもしれない。
しかし、なか萬事ばんじ左樣さう幸運うまくかどうだか。