“かううん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
耕耘37.5%
幸運25.0%
好運25.0%
高運12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
播種はしゆ耕耘かううんの事を學ぶとしても、經營建築の事を學ぶとしても、操舟航海の事を學ぶとしても、軍旅行陣の事を學ぶとしても、畫を學ぶとしても、書を學ぶとしても、着手の處
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
兩君りようくん! 君等きみら幸運かううんしゆくします。』とつたまゝ、かうべめぐらして左右さいう顧見かへりみときたちまち、かん後部艦橋こうぶかんけうくだつて、歩調ほちようゆたかに吾等われらかたあゆんで一個いつこ海軍大佐かいぐんたいさがあつた。
そ、そんなことかんがへちやいけない。僕達ぼくたちはせめてさういふゆめでもたのしんでゐたいぢやないか。——それにまた、おもかけない巡りあはせで、人にはどんな好運かううんが向いて※ないともかぎらないからね……
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
妨げ致す段その罪最も重ければ光の手にかゝりて相果あひはてずともかみに於て死罪に處し處刑場しおきばの土となす可きところ高運かううんにも光が手に掛りたれば捨札すてふだに惡名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御座りませんときくより流石さすがの段右衞門も愕然ぎよつて大いに驚きヤア然らば其時の馬士まごめで有たか扨々さて/\うんつよき奴かな頭から梨割なしわりにして其上に後日のためと思ひとゞめ迄さしたるに助かると言はなんぢは餘程高運かううんな者なりとあきれ果てぞ居たりける時に越前守殿如何いかに段右衞門金飛脚かなひきやくの彌兵衞ならびに馬士爲八を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)