“うま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウマ
語句割合
22.0%
美味13.9%
13.1%
12.0%
10.9%
6.9%
6.7%
上手2.6%
2.2%
2.2%
1.7%
甘味1.0%
可味0.7%
甘美0.5%
0.4%
佳味0.2%
0.2%
宇摩0.2%
巧妙0.2%
右馬0.2%
旨味0.2%
馬上0.2%
0.2%
乗馬0.2%
円満0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
巧緻0.1%
幸運0.1%
0.1%
早産0.1%
0.1%
正午0.1%
肥美0.1%
0.1%
胡馬0.1%
0.1%
駑馬0.1%
駿馬0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学者が聞いてあきれらあ。筆尖い事をすりゃあ、おものだってお払箱にならあ。おう、そうそう。お玉は三味線が弾けたっけ。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
昨日美味最中が出来たが今日の茶の時間には温かい饅頭が作られた。晩餐には事務長から一同浴衣掛しいと云ふ許しが出る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
逆らってもムダという理を会得するに至って逆わないのであるから、逆らえばもッとくいくという理が算定できればうのである。
武者ぶるい論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
可也皮肉な出来事であつたからで、気の小さい、がり屋の彼は、うかしてくそれを切りぬけようと、頭脳を悩ましてゐた。
花が咲く (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
衣服いでるほどの大事なのではないが、本街道には難儀ぎて、なか/\などが歩行かれるのものではないので。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
父の家厳を初め、城中の者が、って案じていた一つの推定は、その日のの刻になって、不幸にも、適中していたことが知れた。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてのつもりでは、私達夫婦男児れたら、その一人大江家相続者ける下心だったらしいのでございます。
私が自分に求めているだけの闊達さ、強靭さ、雄大さはまだわがものとしていません、まだその手前での上手さであり、りさである。
自分は依然として病院の門をったり出たりした。朝九時頃玄関にかかると、廊下も控所も外来の患者でいっぱいにっている事があった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その親が海に働こうとしてに浜に出たが、まだ夜が明けぬのでしばらく寄木を枕にして仮睡していると、今ほど何某の家に子がれる。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
M君は食料品を大抵郷里から送らせてゐるほど郷土を愛してゐたが、彼自身はM君のやうに、総てのものがいと思ふほど主観的にはなれなかつた。
芭蕉と歯朶 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
やゝくすると大きな無花果の少年の上にちた。るからしてつやゝかにのやうながして如何にも甘味さうである。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「皆んな其處で御膳べてえ——。」と、京子は自分の枕から見えるところに、一同の膳を持ち出さして、可味さうに喰べるのを喜ばし氣に見てゐた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
唇がつけられないほど熱い酒だつたが、冷い舌に沁みて、しびれるやうに甘美かつた。親爺は臺所の電氣を店の間のさかひの障子ぎはへ引つぱつて來た。
(旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
黒崎というところから出た名代女夫饅頭、「黒崎といへども白き肌と肌、合せてい女夫まんぢゆう」
りや、そつから佳味かねえなんていふもんぢやねえ、しくなるに」おつぎはこつそりつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
此村あたりの娘には、これ程い話はない。二人は、白粉やら油やら元結やら、月々の入費を勘定して見たが、それは奈何に諸式の高い所にしても、月一円とは要らなかつた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
其處鐵車つて、朝日島んだ紀念塔へて、此處から三十いの深山踏入つて、猛獸毒蛇眞中へ、紀念塔てゝるのだ、んと巧妙工夫ではありませぬか。
長崎円喜、金沢ノ大夫宗顕佐介前司宗直、小町の中務秋田、越後守有時右馬茂時相模高基刈田式部、武蔵の左近将監など、ひと目に余る。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひどい空腹の処へ、素的に旨味そうだから、ふうふう蒸気の上る処を、がつがつして、加減なしに、突然頬張ると、アチチも何もない、吐出せばまだ可いのに、えているので、ほとんど本能の
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
栗生峠はなかなか難所だが馬で越すことが出来るそうだ。どうだ、一つ峠の凸凹道を馬上で越そうではないか」といい出したのは未醒画伯。随分乱暴な話だ。
彼の鞍側には、首一つ、みやげにいつけられてあった。いうまでもなく、今川治部大輔義元の首級である。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの円満が、どうしてこんな顔つきになるだろう、と思われる表情をすることがある。其もちそっくりだ、とらしい言い分なのである。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
聖母の像ある家ごとに音信れ來て、救世主のれ給ひしは今ぞ、と笛の音に知らせありきぬ。
媼はかく問はれても、顧みもせで我面のみ打ち目守り、詞をぎていふやう。賢き目なり。日の金牛宮を過ぐるときれぬ。名もも牛の角にかゝりたりといふ。此時母上も歩み寄りてのたまふやう。
要求強きところには必ず方法が見いだされる。母儀の死ぬのを待って仏道に入ればすべてがく行くように思えるが、しかしもし自分が先に死ねばどうなるか。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
こうやって刺子の筒袖を着、膝の抜けた半股引を穿き、三尺帯に草鞋がけ、天秤棒を担いで歩くのだが、末には立派な旦那といわれるようにお互にならないではらない、旨い物は喰わず
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
(いいえ、おもしろうござんすよ。こんなをして。)
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
でも、ちょっと含羞んだか、日に焼けた顔を真赤俯向く。同じ色した渋団扇、ばさばさばさ、と遣った処は巧緻いものなり。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
伊勢は寂照寺の画僧月僊は乞食月僊と言はれて、幾万といふ潤筆料をめ込んだ坊さんだが、その弟子に谷口月窓といふ男がゐて、沈黙家で石のやうに手堅いれつきであつた。
月満たずして早産れおちたすこやかな彼の初孫なんだ!……
灯台鬼 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
これだけのうちならく住みこなして見せるがなあ。
台湾の民芸について (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それでも大急ぎで支度をして、二人が立ち出でたのは朝の巳刻(十時)過ぎ。言葉少なに、平次が案内したのは、海雲寺の境内、その日正午に富突きを興行しようという、物凄い場所でした。
また『輟耕録』に漠北で羊の角を種えて能く兎の大きさの羊を生ず、食うに肥美しとある(『類函』四二六)。
門人「どッこい、そうくはいかんぞ」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
『下学集』に胡馬の二字でウマなるを、日本で馬一字を胡馬というは無理に似たり、〈馬多く北胡にづ、故に胡馬というなり〉と説いたが、物茂卿が
仲々だと思いましたが老人を殺せば倉子の亭主は疑いを受けて亡き者に成り其上老人の財産は倉子にで倉子は私しの妻に成ると云う趣向ですから石一個で鳥二羽を殺す様な者でした
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
(もつて二十をち得んや) はじめの駑馬をやらふもの
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「私は、彼の紫の霞の中から、戦ひに勝ち誇つた兄君の駿馬が、カラカラと鈴を鳴らして凱旋する時、さうして鞍の上の兄君の勇ましい御姿を、たつた今想像してゐるところでございます。」
青白き公園 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)