“甘美”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かんび44.4%
うま27.8%
あま5.6%
うるは5.6%
おい5.6%
おいし5.6%
スイート5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“甘美”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲16.7%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
焼け鉄のっぱい匂いにも、機械油の腐りかかった悪臭にも、僕は甘美かんびな興奮をそそられるのであった。
人造人間殺害事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
時に小禽すでに終日日光に浴し、歌唄かばい跳躍ちょうやくして疲労ひろうをなし、唯唯ただただ甘美かんび睡眠すいみん中にあり。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
果物も培養の結果段々甘美うまいものが出で来るやうに成つたが、そのうち堅い果物が段々柔かくなつて来るといふのも一つの傾向である。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「富限者の子供は、いつも甘美うまかもの食いよっとじゃもの、あぎゃんくさったバナナば、恩にきせよる……」
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
美貌は、新種族プラナカン(Pranakans)に酷似す。薄鼠色の皮膚、心惹こころひくエキゾチシズムと蛇舞すねいくを踊る妖艶さと椰子ばあむしゅがあのごとき甘美あまさがある。
新種族ノラ (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
甘美うるはしき果實くわじつえだ垂折しをれんばかりに成熟せいじゆくしてる。
若し生きてをられたらどんなに甘美おいしいジャムやコンポットが沢山に出来た事でせう! 而して母もこの野菜畑をどんなに喜ばれたでせう。
少しも甘美おいしくはなかつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
「えッ、あの甘美スイートな流行歌を唄う、悩ましいレコード歌手かい」
音波の殺人 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)