“甘美”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かんび40.0%
うま30.0%
あま5.0%
うまき5.0%
うるは5.0%
おい5.0%
おいし5.0%
スイート5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時に小禽、すでに終日日光に浴し、歌唄かばい跳躍ちょうやくして疲労ひろうをなし、唯唯ただただ甘美かんび睡眠すいみん中にあり。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
時に小禽すでに終日日光に浴し、歌唄かばい跳躍ちょうやくして疲労ひろうをなし、唯唯ただただ甘美かんび睡眠すいみん中にあり。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それは甘美かんびな苦痛をなして、わたしの五体に宿っていたが、やがて法悦ほうえつはついにせきを切って、わたしはおどり上がったり、わめき立てたりした。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
唇がつけられないほど熱い酒だつたが、冷い舌に沁みて、しびれるやうに甘美うまかつた。親爺は臺所の電氣を店の間のさかひの障子ぎはへ引つぱつて來た。
(旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
マーキュ なんぢゃ、いっまづいのをば甘美うまい? はて、うま意味いみりやうぢゃの。賢女けんぢょ々々。
果物も培養の結果段々甘美うまいものが出で来るやうに成つたが、そのうち堅い果物が段々柔かくなつて来るといふのも一つの傾向である。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
美貌は、新種族プラナカン(Pranakans)に酷似す。薄鼠色の皮膚、心惹こころひくエキゾチシズムと蛇舞すねいくを踊る妖艶さと椰子ばあむしゅがあのごとき甘美あまさがある。
新種族ノラ (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
うを急浪きふらう困苦くるしめば味ひかならず甘美うまきもの也。
甘美うるはしき果實くわじつえだ垂折しをれんばかりに成熟せいじゆくしてる。
若し生きてをられたらどんなに甘美おいしいジャムやコンポットが沢山に出来た事でせう! 而して母もこの野菜畑をどんなに喜ばれたでせう。
少しも甘美おいしくはなかつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
「えッ、あの甘美スイートな流行歌を唄う、悩ましいレコード歌手かい」
音波の殺人 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)