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かんび
ふりがな文庫
“かんび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
甘美
56.3%
完備
12.5%
艦尾
12.5%
完美
6.3%
寒微
6.3%
干糜
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘美
(逆引き)
その刹那から、己の目の前には、現実の世界が消えてしまって、
燦爛
(
さんらん
)
たる色彩と、
妖艶
(
ようえん
)
なる
女神
(
めがみ
)
と、
甘美
(
かんび
)
なる空気との世界ばかりが見えて居た。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かんび(甘美)の例文をもっと
(9作品)
見る
完備
(逆引き)
ポムペイの
滅
(
ほろ
)
びた
原因
(
げんいん
)
が
降灰
(
こうはひ
)
にあることは、
空中
(
くうちゆう
)
から
見
(
み
)
た
寫眞
(
しやしん
)
でもわかる
通
(
とほ
)
り、
各家屋
(
かくかおく
)
の
屋根
(
やね
)
は
全部
(
ぜんぶ
)
拔
(
ぬ
)
けてゐて、
四壁
(
しへき
)
が
完備
(
かんび
)
してゐることによつてもわかるが、
西暦
(
せいれき
)
千九百六年
(
せんくひやくろくねん
)
の
大噴火
(
だいふんか
)
のとき
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
かんび(完備)の例文をもっと
(2作品)
見る
艦尾
(逆引き)
『では、
貴君
(
きくん
)
は、
若
(
も
)
しや
我
(
わ
)
が
娚
(
おい
)
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
安否
(
あんぴ
)
を——。』と
言
(
い
)
ひかけて、
急
(
いそ
)
ぎ
艦尾
(
かんび
)
なる
濱島武文
(
はまじまたけぶみ
)
と
春枝夫人
(
はるえふじん
)
とに
眸
(
ひとみ
)
を
移
(
うつ
)
すと、
彼方
(
かなた
)
の
二人
(
ふたり
)
も
忽
(
たちま
)
ち
私
(
わたくし
)
の
姿
(
すがた
)
を
見付
(
みつ
)
けた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
かんび(艦尾)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
完美
(逆引き)
まして近ごろ多くの人が従事する仕事には心尽しの
温味
(
あたたかみ
)
があって、始めて
完美
(
かんび
)
するものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
かんび(完美)の例文をもっと
(1作品)
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寒微
(逆引き)
奈何
(
いかん
)
せん
寒微
(
かんび
)
より起りて、古人の博智無く、善を
好
(
よみ
)
し悪を
悪
(
にく
)
むこと及ばざること多し。今年七十有一、筋力衰微し、朝夕
危懼
(
きく
)
す、
慮
(
はか
)
るに終らざることを恐るのみ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かんび(寒微)の例文をもっと
(1作品)
見る
干糜
(逆引き)
すると、敵の猛将
干糜
(
かんび
)
が、捨て鉢にかかって来た。孫策は、干糜を手捕りにして、鞍のわきに引っ抱えて悠々と引上げてきた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんび(干糜)の例文をもっと
(1作品)
見る
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