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温味
ふりがな文庫
“温味”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あたたかみ
60.0%
ぬくみ
26.7%
あたたか
3.3%
あたゝかさ
3.3%
あたゝかみ
3.3%
おんみ
3.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたたかみ
(逆引き)
一言すれば理窟ばかりで、面白味も
温味
(
あたたかみ
)
もない冷たい重苦しい感じのする人物だった。世辞も愛嬌もないブッキラ棒な無愛想な男だった。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
温味(あたたかみ)の例文をもっと
(18作品)
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ぬくみ
(逆引き)
博士は
蹲
(
しゃ
)
がんだ。「まだいくらか
温味
(
ぬくみ
)
があります、しかし息はもう絶えているようです。持上げますからちょっと手伝って下さいませんか」
秘密の庭
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
温味(ぬくみ)の例文をもっと
(8作品)
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あたたか
(逆引き)
枕許に坐って、
密
(
そっ
)
と
掻巻
(
かいまき
)
の襟へ手を懸けると、
冷
(
つめた
)
かった。が、底に
幽
(
かすか
)
に
温味
(
あたたか
)
のある気がしてなりません。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
温味(あたたか)の例文をもっと
(1作品)
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あたゝかさ
(逆引き)
左様
(
さう
)
言はれて見ると、始めて丑松が斯の寺へ引越して来た時のやうな家庭の
温味
(
あたゝかさ
)
は何時の間にか無くなつて了つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
温味(あたゝかさ)の例文をもっと
(1作品)
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あたゝかみ
(逆引き)
互に信じて胸と胸とが触れ合つて、あやしい
温味
(
あたゝかみ
)
がその間に交流するなんて云つたのは、ズツト/\以前の事さ。今の世は詩や物語から分離して居る。
茗荷畠
(新字旧仮名)
/
真山青果
(著)
温味(あたゝかみ)の例文をもっと
(1作品)
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おんみ
(逆引き)
ダァヰンの兄弟分ワレース博士は、蛇にのまるゝ
蛙
(
かわず
)
は苦しい処ではない、一種の
温味
(
おんみ
)
にうっとりとなって
快感
(
かいかん
)
を以て蛇の
喉
(
のど
)
を下るのだ、と云うた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
温味(おんみ)の例文をもっと
(1作品)
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温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“温”で始まる語句
温
温和
温泉
温順
温柔
温気
温暖
温泉宿
温泉場
温習
“温味”のふりがなが多い著者
上司小剣
徳冨蘆花
大倉燁子
ギルバート・キース・チェスタートン
新渡戸稲造
夏目漱石
内田魯庵
中里介山
谷崎潤一郎
島崎藤村