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あたたか
ふりがな文庫
“あたたか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
温
41.7%
暖
40.9%
温暖
13.9%
昫
0.9%
温味
0.9%
温煖
0.9%
煖
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
温
(逆引き)
あれからしばらくたつた
温
(
あたたか
)
い日、栄蔵は勉強に疲れた頭を、海から来る新鮮な風にあてて休めるため、波打際の方へおりていつた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
あたたか(温)の例文をもっと
(48作品)
見る
暖
(逆引き)
水蒸気の多い
暖
(
あたたか
)
な冬の夜などは、夜の水と夜の月島と夜の船の影が殊更美しく見えるメトロポオル・ホテルの食堂を忘れさせない。
銀座界隈
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あたたか(暖)の例文をもっと
(47作品)
見る
温暖
(逆引き)
明後日が初酉の十一月八日、今年はやや
温暖
(
あたたか
)
く小袖を
三枚
(
みッつ
)
重襲
(
かさね
)
るほどにもないが、夜が
深
(
ふ
)
けてはさすがに初冬の
寒気
(
さむさ
)
が感じられる。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あたたか(温暖)の例文をもっと
(16作品)
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▼ すべて表示
昫
(逆引き)
日はぽかぽかと
昫
(
あたたか
)
い、まるで春の野原にでも寝そべっているようだ。話をするのも
懶
(
ものう
)
くなって睡気がさして来る、長次郎などはとうに鼾をかいて寝て
了
(
しま
)
った。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
あたたか(昫)の例文をもっと
(1作品)
見る
温味
(逆引き)
枕許に坐って、
密
(
そっ
)
と
掻巻
(
かいまき
)
の襟へ手を懸けると、
冷
(
つめた
)
かった。が、底に
幽
(
かすか
)
に
温味
(
あたたか
)
のある気がしてなりません。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あたたか(温味)の例文をもっと
(1作品)
見る
温煖
(逆引き)
天下の
民
(
たみ
)
寒き者多し独り
温煖
(
あたたか
)
ならんやと
曰
(
のたま
)
いし。
宋
(
そう
)
の太祖が
大度
(
たいど
)
を慕い。
普
(
あまね
)
く慈善を施せしも。始め蛍の
資本
(
ひだね
)
より。炭も
焼
(
やく
)
べき
大竈
(
おおかまど
)
と成りし始末の
満尾
(
まんび
)
迄。御覧を
冀
(
ねが
)
うと
言
(
いう
)
よしの。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あたたか(温煖)の例文をもっと
(1作品)
見る
煖
(逆引き)
この寒き日をこの
煖
(
あたたか
)
き
室
(
しつ
)
に、この焦るる身をこの意中の人に並べて、この誠をもてこの恋しさを語らば
如何
(
いか
)
に、と思到れる時、宮は
殆
(
ほとん
)
ど裂けぬべく胸を苦く覚えて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あたたか(煖)の例文をもっと
(1作品)
見る
“あたたか”の意味
《名詞》
気候、温度が程よくあたたかいさま。
冷淡でなく思いやりがあるさま。
経済的にゆたかであるさま。
色合いにあたたかみがあるさま。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あたた
あたゝか
あた
あつた
あたたま
あたゝ
あった
あったか
ぬく
あたゝま