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あたゝか
ふりがな文庫
“あたゝか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
暖
58.0%
温
24.0%
温暖
8.0%
煖
2.0%
暖和
2.0%
温和
2.0%
温烘
2.0%
熱
2.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暖
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
眼前
(
がんぜん
)
に
氷
(
こほり
)
が
閉
(
と
)
ぢては
毎日
(
まいにち
)
暖
(
あたゝか
)
い
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
に
溶解
(
ようかい
)
されるのを
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
た。
彼
(
かれ
)
にはそれが
只
(
たゞ
)
さういふ
現象
(
げんしやう
)
としてのみ
眼
(
め
)
に
映
(
うつ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
あたゝか(暖)の例文をもっと
(29作品)
見る
温
(逆引き)
ズボリと
踏込
(
ふみこ
)
んだ
一息
(
ひといき
)
の
間
(
あひだ
)
は、
冷
(
つめた
)
さ
骨髓
(
こつずゐ
)
に
徹
(
てつ
)
するのですが、
勢
(
いきほひ
)
よく
歩行
(
ある
)
いて
居
(
ゐ
)
るうちには
温
(
あたゝか
)
く
成
(
な
)
ります、ほか/\するくらゐです。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
あたゝか(温)の例文をもっと
(12作品)
見る
温暖
(逆引き)
明後日が初酉の十一月八日、今年は稍
温暖
(
あたゝか
)
く小袖を
三枚
(
みツつ
)
重襲
(
かさね
)
る程にもないが、夜が深けては流石に初冬の
寒気
(
さむさ
)
が感じられる。
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
あたゝか(温暖)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
煖
(逆引き)
滑
(
なめらか
)
なる大理石の床は、蝋燭の光を反射し、鐵の格子を
繞
(
めぐ
)
らしたる火鉢(スカルヂノ)は、程好き
煖
(
あたゝか
)
さを一間の内に
頒
(
わか
)
てり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
三人は何事をかさゝやきあひしが、小男は
嘲
(
あざ
)
み笑ふ如き面持して我に向ひ、
煖
(
あたゝか
)
き夕のかはりに寒き夜をも忍び給へといひて立ちぬ。
渠
(
かれ
)
は
驅歩
(
かけあし
)
の蹄の音をカムパニアの廣野に響かせて去りぬ。甲。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
あたゝか(煖)の例文をもっと
(1作品)
見る
暖和
(逆引き)
『しかし、今年は
暖和
(
あたゝか
)
い。信州で
斯様
(
こん
)
なことは珍しい。斯の位の空気を吸ふのは平気なものだ。御覧な、其証拠には、信州へ来てから風邪一つ引かないぢやないか。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
あたゝか(暖和)の例文をもっと
(1作品)
見る
温和
(逆引き)
肇さんは、
恁
(
かう
)
云ツて、
温和
(
あたゝか
)
い微笑を浮かべ乍ら、楠野君の顏を覗き込んだ。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
あたゝか(温和)の例文をもっと
(1作品)
見る
温烘
(逆引き)
暮れてから血が少し下降して、即ち腦は極
微
(
すこ
)
しく貧血する。試みに夜間すや/\と美睡せる健康の童子の額に手を觸れて見よ、必らず清涼である。そして身體は
温烘
(
あたゝか
)
である。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
あたゝか(温烘)の例文をもっと
(1作品)
見る
熱
(逆引き)
銀之助は其朝の亭主役、早くから来てそれ/″\の用意、万事無造作な書生流儀が反つて
熱
(
あたゝか
)
い情を忍ばせたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
あたゝか(熱)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
あたた
あた
あたたか
あつた
あたたま
あたゝ
あっ
あった
あったか
あつ