雪霊記事せつれいきじ
「此のくらゐな事が……何の……小兒のうち歌留多を取りに行つたと思へば——」 越前の府、武生の、侘しい旅宿の、雪に埋れた軒を離れて、二町ばかりも進んだ時、吹雪に行惱みながら、私は——然う思ひました。 思 …
作品に特徴的な語句
鍛冶屋かぢや 足駄あしだ 背戸せど 祇園ぎをん 立場たてば あま さか すぎ 冷汗ひやあせ 花片はなびら 目貫めぬき ひろ のこ 越前ゑちぜん 並木なみき 一棟ひとむね 苔蒸こけむ 五日いつか 内證ないしよう 身體からだ 御存ごぞん 案内あんない おく 幾年いくねん 大木たいぼく 皐月さつき ほたる おん そゝ 道連みちづれ 虎杖いたどり 風説うはさ 鳥居とりゐ いたゞき くに 場末ばすゑ 此處こゝ れい 眞白まつしろ 樣子やうす 青柳あをやぎ 乳房ちぶさ 山裾やますそ 白雪しらゆき 御覽ごらん 番頭ばんとう 入口いりぐち 裲襠かいどり 團扇うちは かる 振向ふりむ 歌留多かるた 評判ひやうばん 小川をがは 新聞しんぶん たぼ 蔦屋つたや 黒髮くろかみ 慈悲じひ 町中まちなか 粉雪こゆき 飛退とびさが 第一だいいち 三十路みそぢ 伸上のびあが 大波おほなみ 大濤おほなみ 失禮しつれい かず 夜具やぐ 柔順すなほ 侘住居わびずまひ 山颪やまおろし おび 秋草あきぐさ 立寄たちよ つゞ 高足駄たかあしだ ふせ 九歳こゝのつ いは あさ 世事せじ さつ 踏込ふみこ 吹上ふきあ 空色そらいろ 河内かはち 越路こしぢ 彼處あすこ 心易こゝろやす 相場さうば しづか
題名が同じ作品
雪霊記事 (新字新仮名)泉鏡花 (著)