“代替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいがわり21.4%
だいがわ21.4%
だいがはり14.3%
だいがは14.3%
だいたい14.3%
かはり7.1%
だいかはり7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから宝暦十一年尾州家びしゅうけでは代替だいがわりがあって、宗睦むねちかの世になったが、るんは続いて奉公していて、とうとう明和三年まで十四年間勤めた。
じいさんばあさん (新字新仮名) / 森鴎外(著)
代替だいがわり家督相続から隠居養子嫁娶よめとりの事まで届け出たような権威の高いものが眼前にくずれて行ったことを忘れさせ
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
わたくしは此年丁巳に両多紀氏に代替だいがはりのあつた事を言つた。宗家は暁湖を失ひ、分家は茝庭を失つたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
啓達けいたつせしめ候豫々かね/″\道中御奉行樣御ふれ有之候將軍代替だいがはり御巡見使じゆんけんし松平縫殿頭まつだひらぬひのかみ梶川かぢかは庄右衞門樣御先觸さきぶれ參り來月らいげつ中旬頃ちうじゆんごろ止宿ししゆくの由に御座候尤も此度は先々の御巡見とは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ああ物質ぶっしつ新陳代謝しんちんたいしゃよ。しかしながら不死ふし代替だいたいもって、自分じぶんなぐさむるとうことは臆病おくびょうではなかろうか。自然しぜんにおいておこところ無意識むいしきなる作用さようは、人間にんげん無智むちにもおとっている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
炉はそれが嬉しいと見えて、ゆうべ市長さんの代替かはりの祝に打つた大砲のやうな音をさせてゐる。それから婆あさんは指をつばきで濡らして、蝋燭の心を切つた。
見て其方共儀遠州水呑村名主九助と申者の身分に因て今日御駕籠訴かごそに及びし段御取上とりあげに相なりしは今度上樣御代替だいかはりに付御仁政じんせいの始め諸國へ御巡見使じゆんけんしを相立てらるゝは御りやう私領しりやうとも忠信孝義かうぎの者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)