“だいがはり”の漢字の書き方と例文
語句割合
代替100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは此年丁巳に両多紀氏に代替だいがはりのあつた事を言つた。宗家は暁湖を失ひ、分家は茝庭を失つたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此年阿部家に代替だいがはりがあつた。棕軒正精そうけんまさきよは六月二十日に卒して、子正寧まさやすが家を継いだ。菅茶山の「除日」の詩に、「頑仙堪恥亦堪喜、及見今公行部時」と云つてある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
天明二年に幾勢の仕へてゐる黒田家に二度まで代替だいがはりがあつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
この代替だいがはりさきだつて、清休の家は大いなる事件に遭遇した。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)