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『寿阿弥の手紙』
ふりがな文庫
『
寿阿弥の手紙
(
じゅあみのてがみ
)
』
わたくしは澀江抽齋の事蹟を書いた時、抽齋の父定所の友で、抽齋に劇神仙の號を讓つた壽阿彌陀佛の事に言ひ及んだ。そして壽阿彌が文章を善くした證據として其手紙を引用した。 壽阿彌の手紙は苾堂と云ふ人に宛てたものであつた。わたくしは初め苾堂の何人た …
著者
森鴎外
ジャンル
歴史 > 伝記 > 個人伝記
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1時間21分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝等
(
なむぢら
)
肯
(
あへ
)
優
(
ゆたか
)
交
(
まじはり
)
仰
(
おつし
)
未
(
ひつじの
)
好
(
よしみ
)
卒
(
にはか
)
實
(
じつは
)
被
(
かうむ
)
赫
(
かゞや
)
訪
(
とぶら
)
葬
(
とぶらひ
)
寂
(
じやく
)
而
(
て
)
著
(
あらは
)
抱
(
かゝへ
)
過
(
あやまち
)
大
(
おほい
)
先
(
さきだ
)
上被
(
うはおほひ
)
下
(
さが
)
肆
(
ほしいまゝ
)
同
(
おなじく
)
點
(
とぼ
)
遣
(
つかは
)
此
(
こゝ
)
請
(
しやう
)
顧
(
かへりみ
)
憚
(
はゞかり
)
拭
(
ぬぐひ
)
委
(
くはし
)
傍
(
かたはら
)
革
(
すみやか
)
先
(
まづ
)
藏
(
ぐら
)
計
(
ばかり
)
遽
(
にはか
)
良
(
やゝ
)
下
(
しも
)
幾
(
いくば
)
世
(
よゝ
)
彫
(
ゑ
)
彼
(
かの
)
縱
(
よし
)
明
(
あきらか
)
試
(
こゝろみ
)
當
(
まさ
)
留
(
とゞ
)
少
(
すこし
)
怪訝
(
くわいが
)
則
(
すなはち
)
宛
(
づゝ
)
間
(
かん
)
候
(
さふら
)
姪
(
をひ
)
質
(
たゞ
)
有合
(
ありあふ
)
因
(
ちなみ
)
此
(
かく
)
厠
(
まじ
)
即
(
すなはち
)
支
(
さゝ
)
太
(
はなは
)
揮
(
さしまね
)
終焉
(
しゆうえん
)
切
(
きれ
)
分
(
ぶ
)
委
(
くは
)
紹巴
(
せうは
)
姪
(
てつ
)
入魂
(
じゆつこん
)
討
(
もと
)
烟
(
けぶ
)
覆
(
おほ
)
頃
(
しばら
)
須
(
ま
)
記
(
おぼ
)
尤
(
もつとも
)
思惟
(
しゆゐ
)
牙
(
は
)
或
(
あるひ
)
下
(
もと
)
百足
(
もゝた
)
來
(
きた
)
憚
(
はゞ
)
幸
(
さいはひ
)
許
(
ばかり
)
意
(
こゝろ
)
甥
(
せい
)
巷
(
こうぢ
)
尋
(
つい
)
壬戌
(
じんじゆつ
)
少
(
わか
)
詣
(
まう
)
春浦
(
しゆんぽ
)
御噂
(
おんうはさ
)
己
(
おのれ
)
庚寅
(
かういん
)
更
(
あらた
)