“思惟”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しい74.6%
しゆい9.5%
しゐ9.5%
しゆゐ3.2%
おもひ1.6%
イデエ1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“思惟”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史60.0%
文学 > ドイツ文学 > ドイツ文学22.2%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
即ち所謂「韻文」「散文」の差別であって、詩が他の文学と異なる所以は、ひとえにその韻文の形式にあると思惟しいされている。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
そうしてその場合、しばしば、両者に共通の媚態そのものが趣味の上下によって異なった様態を取るものとして思惟しいされる。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
私は法隆寺の百済くだら観音や中宮寺の思惟しゆい菩薩ぼさつに、幾たびかその面影おもかげをさぐってみた。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
自らよくよく思惟しゆいして、まことに仏道の志があるならば、どんな方法でもめぐらして母儀ぼぎ安堵あんどさせ、仏道に入るがよい。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ポアンカレは単に有用なるものは真理であるとか、思惟しゐの経済といふやうなことで満足し得るプラグマチストたるにはあまりに鋭き頭を持つてゐた。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
以上の考へにして誤り無くんば、常陸地方に棲息せいそくせし石器時代人民も北海道に於ける者と等しく竪穴を以て住居とせし者と思惟しゐすべきなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
つく/″\静かに思惟しゆゐすれば、我憲清のりきよと呼ばれし頃は、力を文武の道につからし命を寵辱のちまたに懸け、ひそかに自ら我をばたの
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
鏡にむかひては髪の乱れたるをぢ、こがねを懐にすれば慾のたかぶるを致す習ひ、善くも悪くも其境に因り其機に随ひて凡夫の思惟しゆゐは転ずるなれば
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
かのひとの思惟おもひにうかぶ
蝶を夢む (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
かのひとの思惟おもひにうかぶ
蝶を夢む (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
あたかも私自身の思惟イデエそのものであるかのごとく重々しく羽搏はばたきながら、そしてそのつばさを無気味に青く光らせながら……。
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)