“しゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
思惟66.7%
22.2%
四圍11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時希臘ギリシヤに於ては悲哀戯曲トラゲヂーのみを貴重し、トラゲヂーと言へばあらゆる戯曲の別名の如くなりをりて、悲哀戯曲外に戯曲なしと思惟しゐするの傾向ありたり。
罪過論 (新字旧仮名) / 石橋忍月(著)
「そら、あなた、しゐの木のしたしやがんでゐらしつたぢやありませんか」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
千山せんざん萬岳ばんがく疊々てふ/″\と、きたはしり、西にしわかれ、みなみよりせまり、ひがしよりおそ四圍しゐたゞたか白妙しろたへなり。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)