トップ
>
しゆゐ
ふりがな文庫
“しゆゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
思惟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思惟
(逆引き)
そしてわたくしはかう
思惟
(
しゆゐ
)
した。わたくしは壽阿彌の墓の所在を知つてゐる。然るに
未
(
いま
)
だ
曾
(
かつ
)
て
往
(
ゆ
)
いて
訪
(
とぶら
)
はない。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
つく/″\静かに
思惟
(
しゆゐ
)
すれば、我
憲清
(
のりきよ
)
と呼ばれし頃は、力を文武の道に
労
(
つか
)
らし命を寵辱の
岐
(
ちまた
)
に懸け、
密
(
ひそ
)
かに自ら我をば
負
(
たの
)
み、老病死苦の
免
(
ゆる
)
さぬ身をもて
貪瞋痴毒
(
とんじんちどく
)
の
業
(
ごふ
)
をつくり
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
鏡に
対
(
むか
)
ひては髪の乱れたるを
愧
(
は
)
ぢ、
金
(
こがね
)
を懐にすれば慾の
亢
(
たかぶ
)
るを致す習ひ、善くも悪くも其境に因り其機に随ひて凡夫の
思惟
(
しゆゐ
)
は転ずるなれば、たゞ後の世を思ふものは眼に仏菩薩の尊容を仰ぎ
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
しゆゐ(思惟)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
おもひ
しい
しゆい
しゐ
イデエ