“しゆい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
思惟50.0%
趣意18.8%
主意12.5%
朱异6.3%
殊異6.3%
首位6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正道正業しょうどうしょうごう思惟しゆいさるる事には恭敬心くぎょうしんを以て如何にも素直にこれを学び之をぎょうじたのであった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
が、取立とりたてて春雨はるさめのこの夕景色ゆふげしきはなさうとするのが趣意しゆいではない。今度こんど修善寺しゆぜんじゆきには、お土産話みやげばなしひとつある。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これを一々ろんずるのは、探檢記たんけんき主意しゆいいので、これふでく。
しん趙高てうかう、漢の王莽わうまうりやう朱异しゆい、唐の禄山、これらはみな旧主先皇せんくわうまつりごとにもしたがはず、楽しみを極めいさめをも思ひ入れず、天下てんがの乱れん事をさとらずして、民間のうれふる所を知らざりしかば
それには信平君を粉本として画かせ、わたくしにその殊異しゆいなる処を指擿せしめ、屡改めて酷肖こくせうに至つて已むが好いと云ふことになつた。此画像は稍真に近いものとなつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
今日こんにち都市としける消防施設しようぼうしせつ水道すいどう首位しゆいいてあつて、普通ふつう火災かさいたいしてはそれで差支さしつかへないのであるが、大地震だいぢしんのような非常時ひじようじおいては、たちま支障ししようきたすこと、其例そのれいあまりにおほい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)