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趣意
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しゆい
見いだし且つは其所の役人
自然私欲の
筋等之れあり下々の者
難澁致す向もあらば夫々御
糺明仰付らるゝ御
趣意なり依て上樣御
目代との仰を
が、
取立てて
春雨のこの
夕景色を
話さうとするのが
趣意ではない。
今度の
修善寺ゆきには、お
土産話が
一つある。
而して
自ら
辨じて
言はるゝは、
作者の
趣意は、
殺人犯を
犯たる
人物は、その
犯後いかなる
思想を
抱くやらんと
心を
用ひて
推測り
精微の
情を
寫して己が才力を著はさんとするのみと。
助くるが
趣意なりとて
王法有りての佛法なれば國の
政事に口出しはならず又役人と雖も
筋道なくして人を
害すべきや其九助と云者
假令此
度人を
其方儀石川安五郎小松屋
遊女白妙同道にて
立退候節私しの
趣意を以て
追掛彌勒町番人重五郎と申者
支へ候を
切害に及び候段
不埓至極に付死罪申付る