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『新・平家物語』
ふりがな文庫
『
新・平家物語
(
しん・へいけものがたり
)
:
01 “はしがき”に代えて
(
01 “はしがき”にかえて
)
』
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず。たゞ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には亡びぬ。偏に風の前の塵におなじ。 遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱异、唐の禄山、これら …
著者
吉川英治
初出
「週刊朝日」1950(昭和25)年4月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
亡
(
ばう
)
前
(
さきの
)
偏
(
ひとへ
)
梁
(
りやう
)
天慶
(
てんぎやう
)
趙高
(
てうかう
)
諸行
(
しよぎやう
)
盛者
(
じやうしや
)
理
(
ことわり
)
王莽
(
わうまう
)
朱异
(
しゆい
)
天下
(
てんが
)
政
(
まつりごと
)
娑羅
(
しやら
)
奢
(
おご
)
秦
(
しん
)
諫
(
いさ
)
塵
(
ちり
)
先皇
(
せんくわう
)
題名が同じ作品
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)