“天下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんか70.6%
てんが11.8%
あまくだ8.8%
あめのした2.9%
アメノシタ2.9%
あめがした1.5%
てんげ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしあのしいムツソリニも一の「しるこ」をりながら、天下大勢へてゐるのは想像するだけでも愉快であらう。
しるこ (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ここにて、この条条を極めさとりて、かんのう(堪能)になれば、定めて天下にゆるされ、めいぼう(名望)を得つべし。
「拙者、今夜は、いかなる幸運か——吉祥天女天下ったような気がして、とんと、気もそぞろになり申すよ。は、は、は、は、は」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
天平勝宝元年大仏殿において群臣に賜つた勅語にも、「食国天下をば撫で賜ひび賜ふとなも、神ながらす」とある。
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
池辺大宮天下天皇。大御身時。歳次丙午。召シテ於大王天皇太子而誓願ハク。我大御病太平サント
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「弱い?」とグイと顔を上げ、「この陶器師を弱くするのは天下にお前だけだ」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼らは驀地に進み了して曠如吾家に帰り来りたる英霊漢である。天上を行き天下を行き、行き尽してやまざる気魄が吾人の尊敬にせざる以上は八荒に尊敬すべきものは微塵ほどもない。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)