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気魄
ふりがな文庫
“気魄”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣魄
読み方
割合
きはく
98.9%
たましひ
1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きはく
(逆引き)
垢
(
あか
)
染みた、
硬
(
こわ
)
い無精髭が顔中を覆い包んでいるが、鼻筋の正しい、どこか
憔悴
(
やつ
)
れたような中にも、
凛
(
りん
)
とした
気魄
(
きはく
)
が
仄
(
ほの
)
見えているのだ。
地虫
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
それに参入した作者の
気魄
(
きはく
)
と相融合して読者に迫って来るのであるが、如是荘大雄厳の歌詞というものは、遂に後代には跡を断った。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
気魄(きはく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たましひ
(逆引き)
丑松は其精神を
酌取
(
くみと
)
つて、父の用意の深いことを感ずると同時に、又、一旦斯うと思ひ立つたことは飽くまで貫かずには置かないといふ父の
気魄
(
たましひ
)
の烈しさを感じた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
その山々は午後の日をうけて、青空に映り輝いて、殆んど人の
気魄
(
たましひ
)
を奪ふばかりの勢であつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
気魄(たましひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“気魄”の意味
《名詞》
気 魄(きはく)
ひるむことなく立ち向かう強い精神力。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
魄
漢検1級
部首:⿁
15画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
検索の候補
御気魄
“気魄”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
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