“きはく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
気魄60.0%
稀薄31.7%
氣魄4.1%
毅魄1.4%
帰泊0.7%
寄泊0.7%
機伯0.7%
気搏0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに参入した作者の気魄と相融合して読者に迫って来るのであるが、如是荘大雄厳の歌詞というものは、遂に後代には跡を断った。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
そのうえがゼルズラと呼ばれる流沙地帯なのですが、そこは、上空の空気が非常に稀薄で、よく沙漠地方におこる熱真空ができるのです。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
白刄の中をもおそれぬ氣魄正義觀のあつた者を、當初は立ててきたのであらうが、總稱して、姐御とは親分のおかみさんをさすことになり
凡愚姐御考 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
「身は死すともなお漢中を守り、毅魄は千中原を定めん」となす、これが孔明の遺志であったにちがいない。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「君がお得意の得物——あの二つの板斧だが——それは帰泊の日まで、呉用軍師のお手許へ預けてゆくことだ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山寨一同の者は、ふたりの帰泊を迎えて大いによろこび、二人もまた、旅先のいちぶしじゅうを報告したすえ、って来た青眼虎の李雲と、笑面虎の朱富とを
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宝暦二年、二十一歳で長崎に勉強をしに行った時、長々寄泊して親よりましな親身な世話を受けた本籠町海産問屋、長崎屋藤十郎の妹娘のというのが
何びとか? と見ると、それは劉表の幕賓で、伊籍機伯という者だった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
出す気もなく関口作兵衛の体から武道の練磨が出てしまった。掴まれた腕頸をぐっと下げて、大きな気搏を与えると、浪人の体は、大地へ背をたたきつけていた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)