“當初”のいろいろな読み方と例文
新字:当初
読み方割合
はじめ50.0%
たうしよ25.0%
とうしよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白刄しらはの中をもおそれぬ氣魄きはく正義觀せいぎくわんのあつた者を、當初はじめは立ててきたのであらうが、總稱して、姐御とは親分のおかみさんをさすことになり
凡愚姐御考 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
當初たうしよ彼等かれら頭腦づなういたこたへたのは、彼等かれらあやまち安井やすゐ前途ぜんとおよぼした影響えいきやうであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
地震ぢしん當初とうしよから屋外おくがいにゐたものも、周圍しゆうい状況じようきようによつてはかならずしも安全あんぜんであるとはいはれない。また容易ようい屋内おくないからすことが出來できても、立退たちのさきほうかへつて屋内おくないよりも危險きけんであるかもれない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)