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必
ふりがな文庫
“必”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かならず
37.1%
かなら
34.9%
かな
8.1%
きっ
7.5%
きつ
4.3%
ひつ
3.8%
ひっ
3.2%
き
1.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かならず
(逆引き)
何
(
なに
)
、
男
(
をとこ
)
を
殺
(
ころ
)
すなぞは、あなた
方
(
がた
)
の
思
(
おも
)
つてゐるやうに、
大
(
たい
)
した
事
(
こと
)
ではありません。どうせ
女
(
をんな
)
を
奪
(
うば
)
ふとなれば、
必
(
かならず
)
、
男
(
をとこ
)
は
殺
(
ころ
)
されるのです。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
必(かならず)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かなら
(逆引き)
が、もしこれが
他
(
た
)
の
所
(
ところ
)
においてはどうであろうか、
公衆
(
こうしゅう
)
と、
新聞紙
(
しんぶんし
)
とは
必
(
かなら
)
ずかくの
如
(
ごと
)
き
監獄
(
バステリヤ
)
は、とうに
寸断
(
すんだん
)
にしてしまったであろう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
必(かなら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かな
(逆引き)
観念は、いつでも、又
必
(
かな
)
らず文字の形で表現なし得るかのように思われるけれども、人間は万能の神ではなく優秀な機械ですらない。
文字と速力と文学
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
必(かな)の例文をもっと
(15作品)
見る
▼ すべて表示
きっ
(逆引き)
君なぞも、もっと年をとってみ給え、
必
(
きっ
)
と我輩の言うことで思い当ることが有るから……我輩はソクラテスで感心してることが有る。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
必(きっ)の例文をもっと
(14作品)
見る
きつ
(逆引き)
旅の飴屋が唐人笛などを吹いて通ると、
必
(
きつ
)
とそれを呼んで、棒の先にシヤブるやうにした水飴を私に買つて呉れたのも、斯の婆さんでした。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
必(きつ)の例文をもっと
(8作品)
見る
ひつ
(逆引き)
されば凡百の道徳は、其の成立の上に於て、少くとも兩樣の要件を具足するを
必
(
ひつ
)
とすと見るを得む。兩樣の要件とは何ぞ。一に曰く、至善の意識也。
美的生活を論ず
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
必(ひつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひっ
(逆引き)
しかも先生の進むは早くして吾が追歩のはなはだ寛なりし恨みを感ぜざりしは
稀
(
まれ
)
なり、思うに先生の門に入りしもの、何人も
如叙
(
にょじょ
)
の感を抱けるや
必
(
ひっ
)
せり
絶対的人格:正岡先生論
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
必(ひっ)の例文をもっと
(6作品)
見る
き
(逆引き)
「どうぞ
左様
(
そう
)
して下さい。小父さんなら
必
(
き
)
っと何とかして下さると思います。母さんは本統にお可哀そうなのです」
P丘の殺人事件
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
必(き)の例文をもっと
(2作品)
見る
必
常用漢字
小4
部首:⼼
5画
“必”を含む語句
必定
必要
必竟
必然
必死
必須
必死的
忽必烈
生者必滅
甲必丹
必至
必要品
不必要
盛者必衰
必需
必要條件
必用
必須条件
必殺
必要上
...
“必”のふりがなが多い著者
島崎藤村
樋口一葉
永井荷風
泉鏡太郎
芥川竜之介
内田魯庵
アントン・チェーホフ
泉鏡花
久保田万太郎
牧逸馬