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ひっ
ふりがな文庫
“ひっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引
81.9%
必
5.7%
寂
3.8%
逼
2.9%
提
1.9%
乾
1.0%
痙
1.0%
筆
1.0%
閑
1.0%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引
(逆引き)
後
(
うしろ
)
に、細君であろ、十八九の
引
(
ひっ
)
つめに
結
(
ゆ
)
って
筒袖
(
つつそで
)
の
娘々
(
むすめむすめ
)
した婦人が居る。土間には、西洋種の
瓢形
(
ふくべがた
)
南瓜
(
かぼちゃ
)
や、
馬鈴薯
(
じゃがいも
)
を
堆
(
うずたか
)
く積んである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ひっ(引)の例文をもっと
(50作品+)
見る
必
(逆引き)
ゆえに私塾の教師は必ず行状よきものなり。もし然らずして教師みずから放蕩無頼を事とすることあらば、塾風たちまち破壊し、世間の軽侮をとること
必
(
ひっ
)
せり。
学校の説:(一名、慶応義塾学校の説)
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ひっ(必)の例文をもっと
(6作品)
見る
寂
(逆引き)
いらっしゃれば大概二週間位は遊興をお尽しなさって、その間は、常に
寂
(
ひっ
)
そりしてる市中が大そう
賑
(
にぎやか
)
になるんです。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
ひっ(寂)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
逼
(逆引き)
いわんや、人の魂気存して異形をあらわし、霊をなすこと、おのおの物に着するの情、
逼
(
ひっ
)
するが故なり。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
ひっ(逼)の例文をもっと
(3作品)
見る
提
(逆引き)
彼はまず現在の自分が許す限りの勇気を
提
(
ひっ
)
さげて、公案に向おうと決心した。それがいずれのところに彼を導びいて、どんな結果を彼の心に持ち
来
(
きた
)
すかは、彼自身といえども全く知らなかった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ひっ(提)の例文をもっと
(2作品)
見る
乾
(逆引き)
と、いいかけて、
乾
(
ひっ
)
ついた
咽喉
(
のど
)
を、咳ばらいをして
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ひっ(乾)の例文をもっと
(1作品)
見る
痙
(逆引き)
明らかに彼は、何事か扉の彼方に、
忌怖
(
きふ
)
すべきことを意識しているらしい。がやがて、旗太郎は、顔面をビリリと怒張させて、醜い憎悪の相を現わした。そして、
痙
(
ひっ
)
つれたような声を前方に投げた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ひっ(痙)の例文をもっと
(1作品)
見る
筆
(逆引き)
見ると、岩をけずって、
数行
(
すうぎょう
)
の文字が
小柄
(
こづか
)
で
彫
(
ほ
)
りのこされてある。それは、うたがう
余地
(
よち
)
もなく、
果心居士
(
かしんこじ
)
らしい
枯淡
(
こたん
)
な
筆
(
ひっ
)
せきで
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひっ(筆)の例文をもっと
(1作品)
見る
閑
(逆引き)
左枝の、支える側から流れてゆく、
跫音
(
あしおと
)
のみが高く、この一座はあまりにも
閑
(
ひっ
)
そりとしていた。
地虫
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ひっ(閑)の例文をもっと
(1作品)
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