“娘々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むすめむすめ50.0%
じょうじょう25.0%
ニャンニャン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろに、細君であろ、十八九のひっつめにって筒袖つつそで娘々むすめむすめした婦人が居る。土間には、西洋種の瓢形ふくべがた南瓜かぼちゃや、馬鈴薯じゃがいもうずたかく積んである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
何処どこやしきの垣根ごしに、それもたまに見るばかりで、我ら東京に住むものは、通りがかりにこの金衣きんい娘々じょうじょうを見る事は珍しいと言ってもい。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
景品はァ——どうか封筒からお出しになって下さい——ターキーのプロマイド! そのわけは、娘々ニャンニャンが大騒ぎ。——
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)