“ひき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒキ
語句割合
25.9%
15.6%
13.7%
8.8%
7.6%
4.6%
比企3.7%
2.7%
2.7%
1.5%
1.2%
1.0%
1.0%
蟾蜍0.7%
0.7%
0.7%
誹毀0.7%
0.5%
落籍0.5%
0.5%
悲喜0.5%
蝦蟇0.5%
0.5%
誹譏0.5%
0.5%
閨閥0.2%
0.2%
引率0.2%
弾者0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
秘機0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
退0.2%
非譏0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかなの食べたがる物ですよ、それを針の先へつけて、水の中へ入れて置くと、さかなが来て食ひつく、食ひつくあげるの。
鼻で鱒を釣つた話(実事) (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
『わざわざ遠方からあまたの軍兵いて御出征になられるようなことはありませぬ……。』橘姫はそうっしゃってられました。
その時こうのにわとこのからりすが五ちょろちょろ出てりました。そしてホモイの前にぴょこぴょこ頭を下げてしました。
貝の火 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
……ふと心附いて、のごとくんで、手もて取って引く、女の黒髪が一筋、糸底を巻いて、耳から額へりと、頬にさえっている。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
のはちがさなにくわえてきた材料を、自分からるつばでかためていくのでありましたから、なかなかたいへんなことです。
はちの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すぐそれを、から揚げ、汁、蕃椒煮といろいろ料理させたが、ものの二とは食べきれたものではない。あと四、五尾は笹に通して
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仕事として大きいのは比企小川町の手漉紙であります。川に沿うて点々と昔ながらの紙漉場を見られるでしょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「おのれ人間の子をけながら、まだ飽きたらでり狂ふか。憎き狂犬よ、今に目に物見せんず」ト、立て曳立て裏手なる、の幹にぎけり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
かくあるべきもの、かくあり度いものとして彼方に予想する女性の生活は、遙に今日実際在るその物よりも自分の心をつけた。
概念と心其もの (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
(十) その翌年、弟子冉有が季康子のために師をい斉と戦って勝った。季康子がそれについて尋ねると、冉有軍旅のことを孔子に学んだと答えた。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
舜すでに天子とり、また天下の諸侯をいて以て堯の三年の喪を為さば、これ二の天子あるなり。(『孟子』、万章上)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
兎に角此の二人は、他人の一身上に重大な關係を起すやうな記事を捏造する憎むべき新聞記者であつた。
阿母が死んだあとで、段々馬場も寂れて、一斉に二斃死た馬を売って、自暴酒を飲んだのが、もう飲仕舞で。米も買えなくなる、も薄くなる。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
春の藪くぐもる蟾蜍のふたたびと声つづかねばひとりうとしも
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
人造金の指輪売りや、暗記術速習の本を売る書生風の男や、それから薄暗い横町の電柱の陰ではれた帽子で目隠しをしたヴァヰオリンの唄売りなど
煤煙の匂ひ (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
「勲八等、功八級」の父に、一時金百五十円の金が、おかみからった。凱旋早々から日傭稼にもあまり出られないでいた父は、その金を資本にして荷馬車を始めることにした。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)
しかれども神は彼の三人の友に勝りて約百を愛し賜いしにあらずや、衆人の誹毀に対し自己の尊厳と独立とを維持せしむるにおいて無比の力を有するものは聖書なり、聖書は孤独者の楯、弱者の城壁
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
山々の喬木も春二月のころは雪にりたるがの雪は遠目にも見ゆる也。此時ければ農人等おの/\て山に入る、或はそりをばもあり。
姉さんとか、小芳さんとか云って、先方でも落籍祝いに、赤飯ぐらい配ったろう、お前食ったろう、そいつを。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
京子を殺してやろう、というのだ。
鉄路 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
その度毎に明悲喜こもごもる二人の附たるやおしに任せる次第だ。
あつい襖を隔てて他人のすること一から十まで言い当てらるる。お師匠さまが白紙を切って、印をむすんで庭に投げられたら、大きいめがその紙に押しつぶされて死んでしもうた
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しかし、またこの説に対して反駁を試みる者は、論者は善良な人々に対して不自然な誹譏を予想するものであるといって攻撃の矢をむくいたりした。ある者はまた次のように論じた。
馬車老爺は丁度厩の前で乾秣を刻むところであつた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
また、資産、権勢、閨閥なども、空拳でよく築き上げられます。時には、親譲りのこれらのものが、運命開拓に却って邪魔になることさえあります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そのほか、祖先や両親、親族等から与えられる生活上のいろいろの便宜、例えば資産、権勢、閨閥等もまた、浮世のいわゆる運命をある程度まで支配することがあります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
狭手彦の軍をひて、任那を鎮め、また高麗ちしことはに見ゆ。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
しかも大勢の人数であって、その大勢の支那人達は部落の土人に味方して白人達に引率いられている侵入軍を向こうに廻して戦っているということであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
自棄に弾くギタルラ弾者と、癪持
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
極め甚右衞門外兩人の者も其の夜は寺にりける此日は三月節句の事なれば村方所々にて宵の中は田舍唄又は三味線などて賑ひ名主九郎右衞門方へも組頭佐治右衞門周藏忠内七左衞門等入來り座頭に儀太夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
著者ポール氏自らかの孤児院に往きてその一人を延見しに普通の白痴児の容体で額低く歯やや動作軽噪時々歯を鳴らし下顎つる
らずしかばなどるべき微塵になりてみをしぬさま御覽じつけてがりそこねたるは我身らせよりにはらしきのを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
の生きてゐるあひだから無理無態にしてけふまで引きずつて來たのぢやないか、それをさ、時々つけるやうになつて別れろ失せろつて、一たい、おめえはそれでも正直な人間かい
(旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
でも、興にふれると是が非でも、つきとめたいのが万太郎の性質、なおも追求して、目明しの秘機饒舌らせようとすると
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五十歳の時より自ら十八と称ししばしば民家に来れど飲食せず、に人にき事をせよと教ゆ、もし悪事をさば我常に猫児三、五して汝を巡検し来り報ぜしめんと語るとたちまち見えぬ
めしい、戒律そのもののようなむずかしい顔をした長老は、噠𡃤喇嘛紛失の一部始終を詳細に渡って語るのであったが、その長い話も縮めると、次のような要点になるのであった。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「あの人は船頭でした。石崎樣ので江戸へ出て、あんなに繁昌してをります」
吾助は猶も追廻り進んでは退き退ては進み暫時勝負は見ざりしに忠八は先刻よりりてりしが今吾助が眼の前へ來りし時が向ふしかば流石の吾助も不意を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この点に謹慎し、修養していれば、一時いかなる非難非譏を受けたとても、何らの弁解を試みずしてく晴天白日の身となり得ると思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)