“引率”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんそつ61.5%
いんぞつ15.4%
ひきつ15.4%
ひき7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五郎造は引率いんそつしてきた五人の左官を呼びあつめると、今日の仕事の分担をそれぞれ云い渡した。そしてすぐさま仕事にとりかかった。
東京要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
雉子きじ犬を引率いんぞつして
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)
いつも五六人の美少女を引率ひきつれて盛り場をぶらついてゐる先生で、その時の様子は甚だ福々しく楽しさうで、我々がそれらの美少女の一人に恋しない限り
不可解な失恋に就て (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
しかも大勢の人数であって、その大勢の支那人達は部落の土人に味方して白人達に引率ひきいられている侵入軍を向こうに廻して戦っているということであった。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)