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引摺
ふりがな文庫
“引摺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきず
91.8%
ひきずり
5.5%
ひきずっ
0.5%
ひきずら
0.5%
ひきづ
0.5%
ひさず
0.5%
ひっずり
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきず
(逆引き)
赤帽のいない駅なので、自分のお粗末な
革鞄
(
トランク
)
をまるで
引摺
(
ひきず
)
るようにして、空架橋の線路の向う側からこっち側へと昇って降りて来た。
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
引摺(ひきず)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひきずり
(逆引き)
剥出
(
むきだ
)
し是サ此子は
怖
(
こは
)
い事はない此伯父と一所に
歩行々々
(
あゆめ/\
)
と
引摺
(
ひきずり
)
行を娘はアレ/\
勘忍
(
かんにん
)
して下されませ
母樣
(
かゝさま
)
が待て居ますと
泣詫
(
なきわび
)
るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引摺(ひきずり)の例文をもっと
(10作品)
見る
ひきずっ
(逆引き)
お前が
愚図々々
(
ぐずぐず
)
云うなら即席に
叩倒
(
たたきたお
)
して先生の処に
引摺
(
ひきずっ
)
て
行
(
いっ
)
て
遣
(
や
)
ろうと思ったその決心が
顔色
(
がんしょく
)
に
顕
(
あらわ
)
れて怖かったのか何か知らぬが、お前はどうもせずに
引込
(
ひきこ
)
んで
仕舞
(
しまっ
)
た。
如何
(
いか
)
にしても済まない
奴
(
やつ
)
だ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
引摺(ひきずっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ひきずら
(逆引き)
世間という鎖に
繋
(
つな
)
がれて
否
(
いや
)
でも応でも
引摺
(
ひきずら
)
れて、その日その日を夢のように御暮しなさるというよりか、見る影もない巡礼なぞの身の上の方が
反
(
かえ
)
って自由なように御思いなさるのでした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
引摺(ひきずら)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひきづ
(逆引き)
真面目
(
しんめんもく
)
ならざる
宗教家
(
しふけうか
)
とは、
直接
(
ちよくせつ
)
間接
(
かんせつ
)
に
外国
(
ぐわいこく
)
伝道
(
でんだう
)
会社
(
ぐわいしや
)
の
補助
(
ほじよ
)
に
与
(
あづ
)
かり居りながら
外国
(
ぐわいこく
)
宣教師
(
せんけうし
)
を
悪口
(
あくこう
)
批難
(
ひなん
)
するものなり、
社界
(
しやかい
)
の
先導者
(
せんだうしや
)
を以て自ら
任
(
にん
)
じ居りながら
社界
(
しやかい
)
に
引摺
(
ひきづ
)
られつゝ行くものなり
時事雑評二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
引摺(ひきづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひさず
(逆引き)
真先
(
まっさき
)
が女で、二番目がまた女、あとの二人がやっぱり女、みんな顔の色が変ってまさ、島田か
銀杏返
(
いちょうがえし
)
か、がッくり根が抜けて、帯を
引摺
(
ひさず
)
ってるのがありますね、八口の切れてるのがありますね
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引摺(ひさず)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひっずり
(逆引き)
もとは健ちゃんも知ってる通りの始末で、随分
烈
(
はげ
)
しかったもんだがね。
蹴
(
け
)
ったり、
敲
(
たた
)
いたり、髪の毛を持って座敷中
引摺
(
ひっずり
)
廻したり……
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
引摺(ひっずり)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“引摺”で始まる語句
引摺込
引摺出
引摺上
引摺倒
引摺々々
引摺下
引摺寄
検索の候補
引摺込
引摺出
引摺倒
引摺上
引摺下
引摺寄
引摺々々
草摺引
“引摺”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡花
中里介山
泉鏡太郎
内田魯庵
甲賀三郎
島崎藤村
野村胡堂
山本周五郎
中島敦