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敲
ふりがな文庫
“敲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たた
80.6%
たゝ
14.9%
はた
1.6%
たゝき
1.2%
う
0.8%
のつく
0.4%
ぱた
0.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たた
(逆引き)
薛老人はひどく恐れて、崑を
敲
(
たた
)
いて神にあやまったが、幸いに禍をくだしもしなければ、またひっそりとして何の音さたもなかった。
青蛙神
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
敲(たた)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たゝ
(逆引き)
思へば
現
(
うつゝ
)
とも覺えで此處までは來りしものの、何と言うて世を隔てたる
門
(
かど
)
を
敲
(
たゝ
)
かん、我が
眞
(
まこと
)
の心をば如何なる言葉もて打ち明けん。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
敲(たゝ)の例文をもっと
(37作品)
見る
はた
(逆引き)
新吉はポンポンと煙管を
敲
(
はた
)
いて、「小野さんに、それじゃ
私
(
あっし
)
が済まねえがね……。」と溜息を
吐
(
つ
)
いた。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
敲(はた)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
たゝき
(逆引き)
格子戸作
(
かうしどづくり
)
になつて
居
(
ゐ
)
ましてズーツと
洗出
(
あらひだし
)
の
敲
(
たゝき
)
、
山
(
やま
)
づらの一
間
(
けん
)
余
(
よ
)
もあらうといふ
沓脱
(
くつぬぎ
)
が
据
(
す
)
ゑてあり、
正面
(
しやうめん
)
の
処
(
ところ
)
は
銀錆
(
ぎんさび
)
の
襖
(
ふすま
)
にチヨイと
永湖先生
(
えいこせんせい
)
と
光峨先生
(
くわうがせんせい
)
の
合作
(
がつさく
)
の
薄墨附立書
(
うすずみつけたてがき
)
と
云
(
い
)
ふので
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
敲(たゝき)の例文をもっと
(3作品)
見る
う
(逆引き)
「そうだ、君の云うとおりだ」と帆村は手を
敲
(
う
)
った。
獏鸚
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
敲(う)の例文をもっと
(2作品)
見る
のつく
(逆引き)
三四郎は此名前を読んだ儘、しばらく戸口の所で
佇
(
たゞず
)
んでゐた。
田舎者
(
いなかもの
)
だから
敲
(
のつく
)
するなぞと云ふ気の利いた事はやらない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
敲(のつく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぱた
(逆引き)
弥八 馬の沓でヒッ
敲
(
ぱた
)
いてやった、それがどうした。
一本刀土俵入 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
敲(ぱた)の例文をもっと
(1作品)
見る
敲
漢検1級
部首:⽁
14画
“敲”の関連語
笞刑
重敲
“敲”を含む語句
打敲
推敲
敲込
羽敲
重敲
敲土
春敲門
御推敲
敲子
敲戸
敲立
敲音
枻敲
棒敲
舌敲
袋敲
“敲”のふりがなが多い著者
泉鏡花
夏目漱石
南方熊楠
佐左木俊郎
泉鏡太郎
三遊亭円朝
徳田秋声
正岡子規
有島武郎
尾崎士郎