“はた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハタ
語句割合
16.3%
13.8%
12.8%
10.6%
6.5%
5.8%
3.8%
3.4%
3.3%
2.0%
1.8%
1.7%
1.6%
1.0%
0.9%
0.8%
幡多0.8%
0.8%
0.8%
二十0.7%
0.6%
0.6%
0.5%
0.5%
0.5%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
波多0.3%
織機0.3%
上帛0.2%
撲地0.2%
旗幟0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
経幡0.2%
0.2%
0.2%
0.1%
督促0.1%
他所0.1%
先頭0.1%
0.1%
0.1%
周囲0.1%
0.1%
局外0.1%
0.1%
0.1%
撲叩0.1%
0.1%
0.1%
旌旗0.1%
0.1%
機織0.1%
田園0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
紙幟0.1%
織機械0.1%
0.1%
0.1%
門外0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯の谷もここは山の方への家で、奥庭が深いから、の騒しいのにもかかわらず、とした藪蔭に、細い、青い光物が見えたので。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
れたる棋士中やして如何に? どんな勝負事も後に生問題附けるとなれば一そう尖鋭化してくる事は明かだが
彼らはえいえいと鉄条網を切り開いた急坂を登りつめた揚句、このまで来て一も二もなくこの深いの中に飛び込んだのである。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
翌朝きると、すでにづかれたとったものか、は、しのままになって、姿はどこへかえてえなかったのでした。
はまねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、日出雄少年と、一群水兵とは、つて、試運轉光景めつゝ、花火げ、り、大喝采をやるりだ。
見渡す限りは黄金色に色づいて、家の裏表にっている柿や、栗の樹の葉は黄色になって、ひらひらと秋風に揺れています。
嵐の夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
然るに其の時間という生緩いものも無くなって、と自然に魂が直面して打たれた場合である。前のは動的であるが、これは静的である。
穂高岳 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「僕はこれから家へ帰ってマザーに悉皆謝罪する。明日から生れ更った積りで働く。君は一つから大いに気を利かしてくれ給え」
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
御生憎様、もうこれぎりなの。到来物よ」と云って梅子は縁側へ出て、の上に落ちたウエーファーのいた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
然うしてその小さな眼のうちは、の批評を一句も聞き漏らすまいといつもおど/\とへてゐた。義男の友達も多勢見に來た。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
為朝はそこからがって、ずんずんってますと、一めん、でたたんだような土地で、もなければもありません。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
旧暦六月十五日にを上げ、秋期彼岸にこれを下ろすに、その幡の巻き方によって風災の有無を判定することになっておる。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
榛軒柏軒何者であつたか。是は各人がわたくしの伝ふる所の事実の上に、随意に建設することを得べき空中の楼閣である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
徳を以て、人を以て、柱とも石とも頼まれし小松殿、世を去り給ひしより、誰れ言ひ合はさねども、心ある者の心にかゝるは、同じく平家の行末なり。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
さんはて、元氣よくらいたのはしい、これからは、其美くしいて、くしいをもるがからう。しいを。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「二郎や、それは魔物がお前を見込んでいるのだ。もうもう決してその池のへ行くことはならんぞ。」
稚子ヶ淵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
佐川へ帰ると大いに土佐の国で採集せねばいかんと思い、佐川から西南地方の幡多郡一円を人足を連れて巡り、かなりの日数を費して、採集して歩いた。
憲兵司令官のに宇垣や宇垣系を強圧させたのがはじまりで、それを東条が仕上げしたという順序なんですな
ノア (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
たちまち左手の畑より、夫婦と見ゆる百姓二人話しもてで来たりぬ。午餉を終えて今しもで行くなるべし。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
町役所の土壇に持ち出された大眺望鏡を十重二十重に取り囲んだ群集が、いずれも殺気だった面持で虚空をみつめているので、日ごろ物見高いコン吉はたちまち活況を呈してそっちへ駆け寄り
信斎は自分の学問の底をいて、色々利益になりさうな名句を拾ひ集めては比べてみたりした。そしてと出来上つたのが、の蓋に
可愛い男が忍ばしてあるから、巾着の底をいて精々のご馳走をしているんだ
半七雑感 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
二ツ三ツ頭をいた末、筑阿弥は彼よりも何倍もった力で、日吉の体を吊し上げ、わが家のほうへ駈けて行った。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やっと、ややおちついて四をみると、龍燈鳳燭の光は、金色わし、二列となっている仙童女は、香瓶供華などをささげていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの他人の云ふことは何でも双手をあげて賛成する村長に話したら村の栄えのために村の客として迎えよう、をつくり、野楽隊を繰り出し、花火を挙げて迎えよう
円卓子での話 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
女菩薩、墨染の法衣、それから十文字の怪しい護符、一目見て私の甥は、それが例の摩利信乃法師だと申す事に、気がついたそうでございます。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
三輪大宅竹助と云うものがあって、海郎どもあまた養い、広物を尽してり、家に暮していたが、三人の小供があって、上の男の子は、父に代って家を治め
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
彼はたゞの運命に対してのみ卑怯であつた。此四五日はせたらした。今日もまだつてゐた。早く運命が戸外からて、其を軽くいて呉れればいとつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そうして師匠の慈愛が、自分のほんとうに生きやうとする心のらきを一時でも痲痺らしてゐた事にあさましい呪ひを持つやうな時さへ來た。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)
それゆえ、この歌にえた、「檀越かもな言ひそ里長らが課役らばかむ」(巻十六・三八四七)という歌の例と、万葉にただ二例あるのみである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
にあるもの二言い。んで、煙管にしまふやら、前垂くやら。
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お俊は苛立ちて彼の横膝を続けさまにきぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
開いた前肢り嘲り、巨躯を掻き、またきうつ後肢
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
馭者は懐裡りて、油紙の蒲簀莨入れを取り出だし、いそがわしく一服を喫して、直ちに物語の端をかんとせり。白糸は渠が吸い殻をくを待ちて
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
文意の前後重複のところあるだろうがひとえにそれは許して貰いたい、要は、こうして圓朝打倒の大を揚げた人たちはかえって内に外にいつも空しく惨敗を喫することとはなってしまったのだった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
姫や、侍婢、近侍と共に出奔した、野麦峠を越えて、信州島々谷にかかったころは、一族主従離れ離れになり、秀綱卿が波多へ出ようとするところを、村の人々に落人と見られて取り囲まれ
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
泥によごれた無数の軍馬のが、織機のように脚速をそろえて、敵方の甲冑武者せ、長槍や陣刀を舞わせながら、二人の顔の上を、躍りこえ、躍りこえして、駈け去った。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
裁ちきった布を綴り合せて縫い初めると、二日もたたぬ間に、大きな一面の綴りの上帛が出来あがった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
市郎はあッと顔を押えながら、腹立紛れの殆ど無意識に、お杉の胸のを強く突くと、彼女は屏風倒しに撲地と倒れた。袋の山毛欅は四方に散乱した。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
偉大なる殿堂の旗幟を仰げよ
傾ける殿堂 (新字旧仮名) / 上里春生(著)
あたかも強く吹いて来る川風のために二つの火縄は消されてしまった。はっと思う間もなしに、市五郎はかれたか蹴られたか、声を立てずにその場に倒れた。
馬妖記 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
一方は前橋の竪町で、清水助右衞門と云って名高い富豪でありましたが、三千円の金を持って出たり更に帰って来ませんので、借財方から厳しくられに身代限りに成りまして、微禄いたし
これがは何うした、なぜ縁側から突落した、お女郎だアから子を持ったことがえから、子の可愛い事は知りますめえが、あんたに子が出来て御覧なさえ、一つでもくことは出来ねえよ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
壻に擬せられている番頭某と五百となら、から見ても好配偶である。五百は二十九歳であるが、打見には二十四、五にしか見えなかった。それに抽斎はもう四十歳に満ちている。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
青地に四印曼荼羅を描いた旗と、蓮華広大曼荼羅を描いたものとを掛けて、飯食を供し、の上方には、加治木玄白斎が、自分の血で、三股金剛杵を描き、その杵の中に、一宇頂輪の真言を書いた。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
許宣は保叔塔寺へ往って焼香しようと思って、宵に姐に相談して、朝はやく起きて紙の馬、抹香、赤い蝋燭経幡馬蹄銀の形をした紙の銭などを買い調え、飯をい、新らしく仕立てた衣服を着
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「男結びとか、女結びとか、結びとか?」
……なる女優の心を得た池のは、萌黄の薄絹のごとく波を伸べつつって、清めるばかりに見えたのに、取って黒髪に挿そうとすると、ちっと離したくらいでは、耳のへも寄せられぬ。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夜ごと日ごとに鏡に向える女は、夜ごと日ごとに鏡のに坐りて、夜ごと日ごとのを織る。ある時は明るきを織り、ある時は暗きを織る。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
シャロットの女の織るは不断のである。草むらの萌草の厚く茂れる底に、釣鐘の花の沈める様を織るときは、花の影のいつ浮くべしとも見えぬほどの濃き色である。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今まで黙りて居しは意気地なきのにはあらず、夫死してもわれは生きたりと言い顔に、知らず知らず積みし貸し金、利に利をつけてむやみに手近の者に督促り始めぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
吝嗇者日済督促るように、われよりあせりて今戻せ明日返せとせがむが小人にて、いわゆる大人とは一切の勘定を天道様の銀行に任して、われは真一文字にわが分をかせぐ者ぞ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
若林と吾輩がイクラ他所から苦心努力しても、現在の自己障害……『自我忘失症』から離脱出来ないであろう事が、やっと今になって判ったのだ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
危うくトラック隊の先頭を切ると、それに寄り添うようにして線路の真ん中にピタリと止まる。その中から転び出るように下り立った一人の人物。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
緊羯羅童子を使うて、世間の新聞一切報告せしむる方を載せ、この童子用なき日は、一百金銭を持ち来り、持呪者に与う、しかしその銭は仏法僧のためにし、決してんじゃいけないとは
『ハツハハ。相不変不減口く! 暑いところを能くやつて来ましたね。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
岸本が自分の生活を根からそうとして掛ったことは、今更眼に見えない牢屋なぞを出られてるものかというものをも、を嘘として置いて貰わないことには周囲で迷惑だというものをも
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「人間、好きな道には命さえ投げ出すよ、仕事というものは、で人の見るほど苦になるものじゃない」
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
局外のものが何んの気もなしに考えれば、愚にもつかぬ事なれど、色気があって御覧じろ。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
船橋氏は記念の『欧山米水』を取り出して、一寸表紙の埃をいて読みかけてはみたが、別に軍人を天使のやうに書いてもなかつたので、その儘打捨らかして了つた。
ただやたらに痘斑や窪みがその輪郭を破っているため、民衆的な表現に従えば、悪魔が夜な夜な豌豆をきにくるといった顔に数えられる訳である。
左の腕の中に城太郎のを引っかけ、三つ四つ、ぴしゃぴしゃ撲叩いて
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
穀を連枷いてしまうまで穀精納屋に匿れいるとか、仲冬百姓が新年の農事に取り掛からんと思う際、穀精再び現わるとか、山羊と猪の差こそあれ
ウガチとかコガシとか申す者は空抜にしてと断りながら、青内寺煙草二三服馬士りの煙管にてスパリ/\と長閑に吸い無遠慮にさしべて舞い立つ灰の雪袴に落ちるをぽんときつ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
(敵の名目人とあるからには、それは敵の大将である。三軍の旌旗である)
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
庭先に立てられた「祝出征……」のを、彼はつくづくと見上げていたが、やがてまた、袖と袖の間に顔を埋めてさめざめと泣きはじめた。
一老人 (新字新仮名) / 犬田卯(著)
「僕の家じゃ、畑仕事はしてもらう必要はないけれど、養蚕や機織くらいは覚えておいてもいいね。」
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
多恨のダビデが歌ふて「ギルボアの山よ、願はくは汝の上に雨露降ることあらざれ、亦供物田園もあらざれ、彼処に勇士の干棄てらるればなり」とせし山也。
彼はこれのみ開封せずして、やがて他の読壳と一つに投入れし鞄をと閉づるや、枕に引寄せて仰臥すと見れば、はや目をぎてを促さんと為るなりき。されども、彼はるを得べきか。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
隅棚の枕時計は秒刻を忘れぬ。す静に、益す明かなるの内には、しともき時の移るともなく移るのみなりしが、ち差入る鳥影の軒端に近く、したる宮が肩頭打連りてきつ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
彼はその深夜に動いて行く松明の輝きを想像し、なぞを想像し、幣帛、弓、なぞを想像し、その想像を同門の人たちのささげて行く四大人の御霊代にまで持って行った。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
昨夜豪雨は幸にからりれて、道も大抵乾いて居る。風が南からソヨ/\吹いて、「諸行無常」「是生滅法」の紙幟がヒラ/\く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
作るやうに、此の家にはない込みいつた織機械を使はなければなりません。こんな機械は、羊毛を織る大工場にでも行かなければありませんね。
日本で近頃流行の「討論」をラヂオや何かで聞いてゐると、それは文字通り「し」合ひであり、討ち合ひである。相手の議論を眞向から叩きつける。
デモクラシーのいろいろ (旧字旧仮名) / 笠信太郎(著)
など知らざる上には知らず在方では身の賣買法度にて誰にまん樣もなく當惑なして居たりしが十兵衞
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
門外から見ると文人の生活は極めて呑気に思われる。ノホホンだの後生楽だの仙人だの若隠居だのという冷罵を我々は何百遍何千遍も浴びせられた。
駆逐されんとする文人 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)