“突落”の読み方と例文
読み方割合
つきおと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の継母の奥様が背後うしろから不意にの若様を突落つきおとしたに相違ないと云う評判で、一時は随分面倒でしたが、何をいうにも証拠のない事
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
わたしはくらやみたに突落つきおとされたやうにあたゝかいかげといふをこと御座ござりませぬ、はじめのうちなに串談じようだんわざとらしく邪慳じやけんあそばすのとおもふてりましたけれど
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
また石川藤左衞門さまを日暮ヶ岡で鉄砲で打殺させた手筈をしたのも皆んな己、それから鴻の台の鐘ヶ淵から小左衞門さまを突落つきおとさせた手引もおれがしたのだから