“突飛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とっぴ83.0%
つきとば8.0%
とつぴ5.4%
つきと3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝劇の屋根の上におきなの像が突っ立っていたのも同様であった。(震災前)はじめは何だか突飛とっぴな感じがしたがしかし直ぐ眼に馴れた。
丸の内 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
全体侍たるものが弱いものいじめをして歩くは宜しくないこと、あまりお情ない、にわか盲目で感の悪いものを突飛つきとばすとはお情ない人々だ
をとつひの夜平山が来て、用人ようにん野々村次平に取り次いでもらつて、所謂いはゆる一大事のうつたへをした時、跡部は急に思案して、突飛とつぴな手段を取つた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
つゞいて飛込とびこまんとする獅子しゝ目掛めがけて、わたくし一發いつぱつドガン、水兵すいへい手鎗てやり突飛つきとばす、日出雄少年ひでをせうねん素早すばやをどらして、入口いりくちとびらをピシヤン。