“一發”の読み方と例文
新字:一発
読み方割合
いつぱつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼(まなこ)を放(はな)たず睥睨(へいげい)して居(を)る、猛狒(ゴリラ)も益々(ます/\)猛(たけ)く此方(こなた)を窺(うかゞ)つて居(を)る、此(この)九死一生(きうしいつしやう)の分(わか)れ目(め)、不意(ふい)に、實(じつ)に不意(ふい)に、何處(どこ)ともなく一發(いつぱつ)の銃聲(じうせい)。
何(なに)を見(み)たもありません、本船(ほんせん)左舷(さげん)後方(こうほう)の海上(かいじやう)に當(あた)つて星火榴彈(せいくわりうだん)に一次(いちじ)一發(いつぱつ)の火箭(くわせん)、それが難破船(なんぱせん)の信號(しんがう)である位(くらゐ)を知(し)りませんか。
つゞいて飛込(とびこ)まんとする獅子(しゝ)を目掛(めが)けて、私(わたくし)は一發(いつぱつ)ドガン、水兵(すいへい)は手鎗(てやり)て突飛(つきと)ばす、日出雄少年(ひでをせうねん)は素早(すばや)く身(み)を跳(をど)らして、入口(いりくち)の扉(とびら)をピシヤン。