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睥睨
ふりがな文庫
“睥睨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へいげい
96.5%
にら
3.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいげい
(逆引き)
「お前は……」と牧師が怒気のために息づまりながら何か言い出そうとすると、男はしずかに口を開いて牧師を
睥睨
(
へいげい
)
しながら言った。
悪魔の聖壇
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
月光を線に延ばして奇怪な形に編み上げたようなアームチェーアや現代機械の臓腑の模型がグロテスクな物体となって
睥睨
(
へいげい
)
し嘲笑し
バットクラス
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
睥睨(へいげい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
にら
(逆引き)
况
(
いわ
)
んや
此
(
この
)
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
は、
波威
(
はてい
)
に
沈降
(
ちんかう
)
する
事
(
こと
)
三十
呎
(
フヒート
)
乃至
(
ないし
)
五十
呎
(
フヒート
)
、
其
(
その
)
潜行
(
せんかう
)
を
持續
(
ぢぞく
)
し
得
(
う
)
る
時間
(
じかん
)
は
無制限
(
むせいげん
)
であるから、
一度
(
ひとたび
)
此
(
この
)
軍艇
(
ぐんてい
)
に
睥睨
(
にら
)
まれたる
軍艦
(
ぐんかん
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
五重
巍然
(
ぎぜん
)
と聳えしさま、金剛力士が魔軍を
睥睨
(
にら
)
んで十六丈の姿を現じ
坤軸
(
こんぢく
)
動
(
ゆる
)
がす足ぶみして
巌上
(
いはほ
)
に突立ちたるごとく、天晴立派に建つたる哉、あら快よき細工振りかな
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
睥睨(にら)の例文をもっと
(4作品)
見る
“睥睨”の意味
《名詞》
睥睨(へいげい)
(context、dated)横目で見るように相手をよく観察すること。
睨みを効かせて威圧的に振る舞うこと。
(出典:Wiktionary)
睥
漢検1級
部首:⽬
13画
睨
漢検1級
部首:⽬
13画
“睥”で始まる語句
睥
睥目
“睥睨”のふりがなが多い著者
吉川英治
橘外男
中里介山
幸田露伴
徳冨蘆花
内田魯庵
岩野泡鳴
谷譲次
ニコライ・ゴーゴリ
二葉亭四迷