『悪魔の聖壇（あくまのせいだん）』

法律の前には罪を犯さなくても、神の前に罪を犯さぬ者はありません。貴方がこれまでに犯したいちばん重い罪を神様の前に懺悔しなさい。懺悔によりて罪は亡びるのです。貴方は救われるのです。 「牧師様、いちばん重い罪でなくてはいけないものでしょうか？二 …

著者	平林初之輔
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「令女界　第六巻第一号」宝文館、1927（昭和2）年1月号
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約10分（500文字/分）
朗読目安時間	約17分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

外（そ） 接吻（キッス） 妾（わたし） 射（い） 扉（ドア） 身体（からだ） 貴方（あなた） 貴女（あなた） 蟇口（がまぐち） 肚（はら） 緒（お） 空虚（うつろ） 睥睨（へいげい） 温味（あたたかみ） 暖簾（のれん） 明日（あす） 敷島（しきしま） 今朝（けさ） 懺悔（ざんげ） 恣（ほしいまま） 微塵（みじん） 往来（ゆきき） 弾丸（たま） 呼気（いき） 内儀（かみ） 仰言（おっしゃ） 他人（ひと）