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睥
ふりがな文庫
“睥”の読み方と例文
読み方
割合
にら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にら
(逆引き)
他家へ牛蒡種の女が縁付いて、夫を
睥
(
にら
)
むとたちまち病むから、閉口してその妻の尻に敷かれ続くというが、てっきり西洋の妖巫に当る。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
自分は、
餌
(
え
)
をやらないから、とうとう死んでしまったと云いながら、下女の顔を
睥
(
にら
)
めつけた。下女はそれでも黙っている。
文鳥
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
岸本は地団駄を踏んで、吸取紙を横
睥
(
にら
)
みに睨んで、おかみの呼ぶ声に気を取られながら、腹立たしそうに呟いた。
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
睥(にら)の例文をもっと
(13作品)
見る
睥
漢検1級
部首:⽬
13画
“睥”を含む語句
睥睨
睥目
顧睥
“睥”のふりがなが多い著者
横光利一
甲賀三郎
南方熊楠
幸田露伴
夏目漱石
原民喜
豊島与志雄