“一次”の読み方と例文
読み方割合
いちじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何(なに)を見(み)たもありません、本船(ほんせん)左舷(さげん)後方(こうほう)の海上(かいじやう)に當(あた)つて星火榴彈(せいくわりうだん)に一次(いちじ)一發(いつぱつ)の火箭(くわせん)、それが難破船(なんぱせん)の信號(しんがう)である位(くらゐ)を知(し)りませんか。
『はゝあ、或程(なるほど)、星火榴彈(せいくわりうだん)に一次(いちじ)一發(いつぱつ)の火箭(くわせん)、救助(きゆうじよ)を求(もと)むる難破船(なんぱせん)の信號(しんがう)がよく見(み)えます、貴下(あなた)の眼は仲々(なか/\)結構(けつこう)な眼(め)です。』と意地惡(ゐぢわる)き船長(せんちやう)はぢろりッと私(わたくし)の顏(かほ)を睨(にら)んだか、私(わたくし)は一言(いちごん)も無(な)いのである。