“益々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ますます82.6%
ます/\16.9%
マスマス0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私もそのふしぎな山と、山の上にある青い池のことで、益々(ますます)いろいろなことを考えられてくるので、しずかに山をながめていました。
不思議な国の話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
眼(まなこ)を放(はな)たず睥睨(へいげい)して居(を)る、猛狒(ゴリラ)も益々(ます/\)猛(たけ)く此方(こなた)を窺(うかゞ)つて居(を)る、此(この)九死一生(きうしいつしやう)の分(わか)れ目(め)、不意(ふい)に、實(じつ)に不意(ふい)に、何處(どこ)ともなく一發(いつぱつ)の銃聲(じうせい)。
南家の姫の美しい膚は、益々(マスマス)透きとほり、潤(ウル)んだ目は、愈々(イヨイヨ)大きく黒々と見えた。さうして、時々声に出して誦(ジユ)する経の文(モン)が、物の音(ネ)に譬(タト)へやうもなく、さやかに人の耳に響く。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)