東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ (新字新仮名) / 大隈重信(著)
その摺付木を、かなり豊富に持っている様子を見ると、益々これはただ者ではない——と七兵衛は、その辺にも注意が向きました。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
又一方風は益々強くなるばかりで一向に静まりそうにもなく、その強風は時々火炎を遠い所へ吹き飛ばして又新しく火事を起して益々火事は広がって行くのであった。
ここで益々研究を積んで学界に重んぜられていたのでしたが、一八七〇年に普仏戦争が起って、パリの都も混乱に陥ったので、止むなく郷里に帰って不自由ながらも研究を続けていました。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)