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『由布院行』
ふりがな文庫
『
由布院行
(
ゆふいんこう
)
』
去年の夏のことである。漸く学校は卒業したが、理研の方の建物が出来上っていなかったので、暫く物理教室の狭い実験室の一隅を借りて、仕事を続けていた時のことである。Y君やM君と一緒に、一室で三組も実験をしていて、窮屈な思いをしていたところへ、夏が …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「社会及国家」1926(大正15)年5月20日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
更
(
おそ
)
明
(
あけ
)
空
(
す
)
行
(
ゆき
)
下
(
しも
)
放
(
ぱな
)
喰
(
た
)
後
(
うしろ
)
畔
(
あぜ
)
籠
(
かご
)
細
(
こまか
)
馳
(
はし
)
付
(
つき
)
仮眠
(
かみん
)
好
(
よ
)
寄
(
よこ
)
尺
(
じゃく
)
平家
(
へいけ
)
掌
(
て
)
楽
(
たのし
)
殆
(
ほと
)
袖無
(
そでな
)
試
(
こころみ
)
跳
(
おど
)
里
(
り
)
関
(
せき
)
馳
(
か
)
一
(
ひと
)
一叢
(
ひとむら
)
一周
(
ひとまわ
)
一廉
(
ひとかど
)
一廓
(
いっかく
)
一隅
(
いちぐう
)
中
(
うち
)
主
(
ぬし
)
乗合
(
のりあい
)
亭
(
ちん
)
仔牛
(
こうし
)
他人
(
ひと
)
伐
(
き
)
伯母
(
おば
)
伯父
(
おじ
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
侯爵
(
こうしゃく
)
偲
(
しの
)
傍
(
そば
)
冷
(
ひや
)
凌
(
しの
)
凝
(
こ
)
切出
(
きりだ
)
初茸
(
はつたけ
)
別府
(
べっぷ
)
勿論
(
もちろん
)
厄
(
やく
)
厭
(
いや
)
可笑
(
おか
)
叱
(
しか
)
合点
(
がてん
)
呑
(
の
)
周章
(
あわ
)
啣
(
くわ
)
喰
(
く
)
坐
(
すわ
)
埃
(
ほこり
)
境界
(
きょうがい
)
如何
(
いか
)
寸
(
すん
)
尺
(
しゃく
)
巧
(
うま
)
帯金
(
おびがね
)
帷子
(
かたびら
)
床
(
とこ
)
庖丁
(
ほうちょう
)
彫
(
ほ
)
彼奴
(
あいつ
)
後
(
あと
)
従弟
(
いとこ
)
御免
(
ごめん
)
忰
(
せがれ
)
怪訝
(
けげん
)
惜
(
おし
)
愕
(
おどろ
)
慌
(
あわ
)
戴
(
いただ
)
手弄
(
てなぐさ
)
拓
(
ひら
)
揃
(
そろ
)
撫
(
な
)
旅籠
(
はたご
)
景物
(
けいぶつ
)
暢気
(
のんき
)
暫
(
しばら
)
最中
(
もなか
)
横
(
よこた
)
樹
(
き
)
殆
(
ほとん
)
泊
(
とま
)
浅黄
(
あさぎ
)
淋
(
さび
)