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一廓
ふりがな文庫
“一廓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっかく
56.5%
ひとくるわ
30.4%
いつくわく
4.3%
かく
4.3%
ひとかこ
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっかく
(逆引き)
住居も、
一廓
(
いっかく
)
のうちに、家族たちのいる奥とよぶ所と、彼の
愛妾
(
あいしょう
)
たちを置く、
下
(
しも
)
の
棟
(
むね
)
とよぶところと、ふた所にわかれている。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一廓(いっかく)の例文をもっと
(13作品)
見る
ひとくるわ
(逆引き)
それらの
創口
(
きずぐち
)
から出る
怨
(
うら
)
みの声が大連中に響き渡るほど
凄
(
すさま
)
じかったので、その以後はこの
一廓
(
ひとくるわ
)
を化物屋敷と呼ぶようになった。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一廓(ひとくるわ)の例文をもっと
(7作品)
見る
いつくわく
(逆引き)
御存
(
ごぞん
)
じの
通
(
とほ
)
り、
佐賀町
(
さがちやう
)
一廓
(
いつくわく
)
は、
殆
(
ほとん
)
ど
軒
(
のき
)
ならび
問屋
(
とんや
)
といつてもよかつた。
構
(
かま
)
へも
略
(
ほゞ
)
同
(
おな
)
じやうだと
聞
(
き
)
くから、
昔
(
むかし
)
をしのぶよすがに、その
時分
(
じぶん
)
の
家
(
いへ
)
のさまを
少
(
すこ
)
しいはう。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一廓(いつくわく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かく
(逆引き)
此
(
こ
)
の
一廓
(
かく
)
、富士見稲荷鎮守の地につき、家々の畜犬堅く無用たるべきもの
也
(
なり
)
。地主。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一廓(かく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひとかこ
(逆引き)
二人とも、
呼吸
(
いき
)
をのんだ。そこの大銀杏から小半町先の
一廓
(
ひとかこ
)
いに、
館構
(
やかたがま
)
えが見え、古びた
殿作
(
とのづく
)
りの屋根が、墨で
刷
(
は
)
いたように、赤松の
梢
(
こずえ
)
と、
築地
(
ついじ
)
の蔭に、沈んでいる。それはいい。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一廓(ひとかこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
“一廓”の類義語
地方
範囲
域
一郭
区画
一帯
領域
地区
区域
地域
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
一条廓
“一廓”のふりがなが多い著者
加藤道夫
岩村透
島木健作
泉鏡花
中里介山
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
夏目漱石
吉川英治