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創口
ふりがな文庫
“創口”の読み方と例文
読み方
割合
きずぐち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きずぐち
(逆引き)
魚槍を肩にし、
創口
(
きずぐち
)
より血なお
滴
(
したた
)
れる鱒を
提
(
さ
)
げたる男、霧の中より露われ来る。掘立小屋に酔うて歌うものあり。旧土人なりといえり。
層雲峡より大雪山へ
(新字新仮名)
/
大町桂月
(著)
シャツはめちゃくちゃに破れ、肉には大きな
創口
(
きずぐち
)
ががっくりと開いたが、老人は泰然自若として相変らず凄まじく彼を睨みつけていた。
空家
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
ただの一度の仕合に
傷
(
きずつ
)
きて、その
創口
(
きずぐち
)
はまだ
癒
(
い
)
えざれば、赤き血架は
空
(
むな
)
しく壁に古りたり。これを
翳
(
かざ
)
して思う如く人々を驚かし給え
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
創口(きずぐち)の例文をもっと
(31作品)
見る
創
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“創口”の関連語
傷
傷口
“創”で始まる語句
創
創痍
創造
創痕
創立
創傷
創作
創業
創所
創管
“創口”のふりがなが多い著者
南方熊楠
上司小剣
小栗虫太郎
モーリス・ルヴェル
夏目漱石
中里介山
直木三十五
徳田秋声
森鴎外
小酒井不木