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きずぐち
ふりがな文庫
“きずぐち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
創口
38.3%
疵口
30.9%
傷口
24.7%
瘡口
4.9%
痍口
1.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
創口
(逆引き)
シャツはめちゃくちゃに破れ、肉には大きな
創口
(
きずぐち
)
ががっくりと開いたが、老人は泰然自若として相変らず凄まじく彼を睨みつけていた。
空家
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
きずぐち(創口)の例文をもっと
(31作品)
見る
疵口
(逆引き)
例の
疵口
(
きずぐち
)
も日に増し目立たないほどに
癒
(
い
)
え、最近に木曾福島の植松家から懇望のある新しい縁談に耳を傾けるほどになったとある。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
きずぐち(疵口)の例文をもっと
(25作品)
見る
傷口
(逆引き)
そのうちに
体
(
からだ
)
のところどころがさびて、
傷
(
きず
)
がついて、もう
水
(
みず
)
をいれる
力
(
ちから
)
がなくなりかけた
時分
(
じぶん
)
に、セメンでその
傷口
(
きずぐち
)
をうずめられました。
ねずみとバケツの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
きずぐち(傷口)の例文をもっと
(20作品)
見る
▼ すべて表示
瘡口
(逆引き)
晴着らしい
単衣
(
ひとえ
)
の胸から腰まで
蘇芳
(
すおう
)
を浴びたようになって、左顎の下へ、斜めに開いた
瘡口
(
きずぐち
)
は、それほど大きいものではありませんが、
漸
(
ようや
)
く脂の乗って来た豊満な大年増の顔は、
蝋
(
ろう
)
のように蒼ざめて
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
きずぐち(瘡口)の例文をもっと
(4作品)
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痍口
(逆引き)
その時この白い
女人柱
(
カリヤチイド
)
の張切つた
背
(
せ
)
の上に、
神々
(
かみ/″\
)
の涙が
墮
(
お
)
ちて、突き刺された
怪獸
(
シメエル
)
の
痍口
(
きずぐち
)
から、血の
滴
(
た
)
れるのがみえる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
きずぐち(痍口)の例文をもっと
(1作品)
見る
“きずぐち”の意味
《名詞》
きずぐち【傷口、疵口】
傷が出来た所。
触れられたくない過去の出来事。
物事の問題。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
きずくち
くち