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墮
ふりがな文庫
“墮”のいろいろな読み方と例文
新字:
堕
読み方
割合
お
58.3%
おと
25.0%
だ
8.3%
おちい
4.2%
おろ
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お
(逆引き)
然
(
しか
)
るを、
元嘉
(
げんか
)
、
京洛
(
きやうらく
)
の
貴婦人
(
きふじん
)
、
才媛
(
さいゑん
)
は、
平時
(
へいじ
)
に
件
(
くだん
)
の
墮馬髻
(
だばきつ
)
を
結
(
ゆ
)
ふ。たとへば
髷
(
まげ
)
を
片潰
(
かたつぶ
)
して
靡
(
なび
)
け
作
(
つく
)
りて
馬
(
うま
)
より
墮
(
お
)
ちて
髻
(
もとゞり
)
の
横状
(
よこざま
)
に
崩
(
くづ
)
れたる
也
(
なり
)
。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
墮(お)の例文をもっと
(14作品)
見る
おと
(逆引き)
飢ゑ凍えようとする妻子のことよりも、
己
(
おのれ
)
の乏しい詩業の方を氣にかけてゐる樣な男だから、こんな獸に身を
墮
(
おと
)
すのだ。
山月記
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
墮(おと)の例文をもっと
(6作品)
見る
だ
(逆引き)
到るところ
清潔
(
きれい
)
になつて、しかも幸に俗趣味にも
墮
(
だ
)
せぬ公園的の美に仙郷的の幽を兼ねた土地と發達したのを見て、愉悦の情に堪へぬ氣がした。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
墮(だ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おちい
(逆引き)
同道にて忠兵衞の
宅
(
たく
)
に到り私しは赤坂表町家主長助と申す者なりと
初對面
(
しよたいめん
)
の挨拶も
濟
(
すみ
)
扨
(
さて
)
段々
(
だん/\
)
と此お光より
承
(
うけた
)
まはりしに
御自分
(
ごじぶん
)
事八ヶ年以前八月廿八日
未明
(
みめい
)
に平川天神御參詣の
折節
(
をりふし
)
麹町三丁目
町醫師
(
まちいし
)
村井長庵にお
逢
(
あひ
)
なされしとの事道十郎殿
寃
(
むじつ
)
の罪に
墮
(
おちい
)
りしも長庵は其
朝
(
あさ
)
不快
(
ふくわい
)
にて
臥
(
ふせ
)
り居り弟の
見送
(
みおくり
)
にさへ出る事
能
(
あた
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
墮(おちい)の例文をもっと
(1作品)
見る
おろ
(逆引き)
思ひ付たれば或夜おかねと忍び
寢
(
ね
)
の物語りに我等如何なる
縁
(
えん
)
有
(
あ
)
りてか其の方と
斯
(
かく
)
深き中なりと腹に子まで妊せし上は
末長
(
すゑなが
)
く夫婦に成べき
所存
(
しよぞん
)
なり然ながら今は互に
奉公
(
ほうこう
)
の
身
(
み
)
故
(
ゆゑ
)
自由
(
じいう
)
には成難し然れども追々月も
重
(
かさな
)
りては
奉公
(
ほうこう
)
も成まじ因て一先宿へ下り
墮
(
おろ
)
すとも
産
(
うむ
)
ともして又々奉公に出られよ尤も宿へ下るに只は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
墮(おろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
墮
部首:⼟
15画
“墮”を含む語句
墮落
墮胎
自墮落
墮國
墮地獄
墮獄
墮胎藥
墮馬髻
自墮落女
遊墮
“墮”のふりがなが多い著者
蒲原有明
アリギエリ・ダンテ
小林多喜二
中島敦
作者不詳
幸田露伴
石川啄木
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
泉鏡太郎