“墮落”のいろいろな読み方と例文
新字:堕落
読み方割合
だらく80.0%
ついらく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯樣(かやう)に、墮落(だらく)の方面(はうめん)をとくに誇張(こちやう)した冒險者(アドヹンチユアラー)を頭(あたま)の中(なか)で拵(こしら)え上(あげ)た宗助(そうすけ)は、其(その)責任(せきにん)を自身(じしん)一人(ひとり)で全(まつた)く負(お)はなければならない樣(やう)な氣(き)がした。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
只(た)だ舊藩(きうはん)の因縁(いんねん)に執着(しふちやく)する元氣(げんき)な豪傑連(がうけつれん)や、小(ちひ)さな愛國者達(あいこくしやたち)が、他(た)の墮落(だらく)したコスモポリタンを批難(ひなん)するのであつた。
此(この)船(ふね)の主長(しゆちやう)ともいふべき船長(せんちやう)が船橋(せんけう)より墮落(ついらく)して、心(こゝろ)の不快(ふくわい)を抱(いだ)き、顏(かほ)に憤怒(ふんぬ)の相(さう)を現(あら)はしたなど、或(ある)意味(いみ)からいふと、何(なに)か此(この)弦月丸(げんげつまる)に禍(わざはひ)の起(おこ)る其(その)前兆(ぜんてう)ではあるまいかと
『おー。矢張(やつぱり)左樣(さう)だつた! あの巡洋艦(じゆんやうかん)のガーフの旗(はた)は、我(わ)が帝國(ていこく)の軍艦旗(ぐんかんき)であつた※。』と、彼(かれ)は、今(いま)しも、輕氣球(けいきゝゆう)から墮落(ついらく)の瞬間(しゆんかん)に、ちらりと認(みと)めた同(おな)じ模樣(もやう)の海軍旗(かいぐんき)を